短篇集 半分コ の商品レビュー
装丁が素晴らしい! しかも出久根さんだ!! と云う事で手にした一冊。これは書棚の贅沢品です。 短編集でサクッと読めてしまいますが、 どれも出久根さんらしい、じんわり来る&読み手の想像力を 求めてくる書き方です。 最近、この三月書房さんの小型愛蔵本シリーズでもう一冊 出久根作品が出...
装丁が素晴らしい! しかも出久根さんだ!! と云う事で手にした一冊。これは書棚の贅沢品です。 短編集でサクッと読めてしまいますが、 どれも出久根さんらしい、じんわり来る&読み手の想像力を 求めてくる書き方です。 最近、この三月書房さんの小型愛蔵本シリーズでもう一冊 出久根作品が出たはずなので、そっちも読みたいです。
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三月書房の小型愛蔵本シリーズの一冊をはじめて手にしたけれど、なんて贅沢な本だろう。1961年から発刊されていて、文庫本サイズなのに函入り、糸綴り、箔押しの豪華本だ。これまで様々な随筆、句、歌などが収められてきたようだが、こんな素敵な本を編んでもらえる作家は幸せだ。出久根さんらしい...
三月書房の小型愛蔵本シリーズの一冊をはじめて手にしたけれど、なんて贅沢な本だろう。1961年から発刊されていて、文庫本サイズなのに函入り、糸綴り、箔押しの豪華本だ。これまで様々な随筆、句、歌などが収められてきたようだが、こんな素敵な本を編んでもらえる作家は幸せだ。出久根さんらしいほのぼのした16篇に心温まる。半分実話っぽい『符牒』と『桃箸』を読むに、著者の膝の具合が気になってしかたない。ご夫婦ともにお元気でありますよう。
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