あなたの見ている多くの試合に台本が存在する の商品レビュー
サッカー界に蔓延る八百長だけでなく、そもそも汚職とは?それはなぜ起きるか?から深く検証した学術書、のような一冊。難しかったのと自身の興味がそこまでなかったようでサラサラと流し読み(反省)。どこにでも転がってる可能性と、「それらは文化とは関係のない一連の合理的な選択の結果」というフ...
サッカー界に蔓延る八百長だけでなく、そもそも汚職とは?それはなぜ起きるか?から深く検証した学術書、のような一冊。難しかったのと自身の興味がそこまでなかったようでサラサラと流し読み(反省)。どこにでも転がってる可能性と、「それらは文化とは関係のない一連の合理的な選択の結果」というフレーズが刺さった。
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サッカーにおける八百長のみならず、汚職自体の原理についてまで遡り、学術的に明らかにした一冊。統計やインタビュー結果を軸に、特にアジアを中心に今尚健在の八百長ビジネスを暴く。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2015/02/27:読了。 この本を読んで、以下の2つのことを思い出した。 プロレスは、もう八百長とは呼ばない。そもそもショービジネスだから。 大相撲は、様式美の世界で、これも競技でないから、八百長と言って良いのかどうか... 賭博の金かからまず、順位だけの変動だけなら、それは八百長なのか??色々考えさせられる本だった。 1)「私プロレスの味方です」 約30年前に、直木賞作家 村松ともみ氏が書いた本 自分がちょうど大学の頃、この本が出た。 それまで、プロレスは、八百長のある競技という認識だったが、この本あたりから、競技と演技の狭間の肉体ショービジネスという認識になった。 2)「大相撲八百長問題」(2011年) それまでの大相撲の八百長は、個人のものという感じだったが、この事件は、大相撲自体、競技でなく、プロレスと同じようなビジネスでは、という疑いがもたれたもの。まぁ、人間関係は歌舞伎界で、やっていることはプロレスみたいな世界だから...しょうがないんだろうけど。
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まあ、このような八百長の世界もあるんだと分かった上でサッカーを見ることも必要かもしれないなと感じました。出来れば、八百長はない方が良いとは思います。
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