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日本を滅ぼすとんでもない電力自由化 の商品レビュー

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2016/06/13
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著者の永野芳宜氏は、1931年生まれ、出版時2014年は83歳、横浜市立大卒で、東電入社、同社の常務監査役にまでなられた方。 感想。 好みの話で言えば嫌いな類。腑に落ちない修飾語が多く、腑に落ちない理屈の階段を積み上げ、登ってみたら「ここまでの説明でご理解いただけたと思いますが」って流れで、ストレスがたまる。 「電気事業が中国など海外資本に乗っ取られても良いですか」という過激な帯も、上記の文体と合わさると、なんとも言い難い。あくまで個人の好みの話です。 電力自由化、特に発送電分離に反対するはずが、本の中盤は脱原発の反対意見を延々と述べていらっしゃいます。 疲れてきたので途中で読むのを断念しました。 備忘録。 ・電力自由化を先行してきた欧州では、需要家の電気代負担は増加してますよ。 ・再生可能エネルギーの先進国と言われるドイツですが、ドイツのエネルギー自給率が日本より優れている(特に石炭とか)ことをお忘れなきよう。仮に電気代が高騰しても、自国の資源を使ってなんとかなる。日本はそうはいかない。 以上

Posted byブクログ