いのちの不思議な物語 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
在宅ホスピス医として出会った患者さんと家族との物語 苦悩を受け入れて、心からの安らぎを得る瞬間に同席することでの体験の紹介、人と人とのつながりの中で丁寧に生きることの大切さ、痛みのコントロールの重要性も痛感した。 いろんな複雑な事情を抱えた家族への寄り添い方、病院でなく在宅だからこそできる支援、人生との折り合いのつけ方について真摯に向き合う様子、この世を去る準備と人生の最後のメッセージを残す「仲良し時間」、最後のスピリチュアルペイン魂が旅立つための痛みという倦怠感と身のおきどころのないつらさについて触れている。死んでゆくことは決して敗北でなく、自分の持っていた宝物に気づき、感謝して旅立つことだという言葉が沁みる。 5552さんの本棚から著者を知りました。ありがとうございます。
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在宅ホスピスで起きた家族のいろいろな形。 死をどのように受け入れ、どのように向き合うのか。 きっと当事者にならないとわからないことなんだろうけど色々考えさせれます。
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