世田谷ライフmagazine(No.49) の商品レビュー

枻出版社

2016/03/17

　二子玉川・用賀。
　世田谷ママ１番人気の街というタイトル通り、ママ友が集まってランチするよね的な世界が広がっている。実際に二子玉川に行くと、人質がそこまで良くないので、道を歩いていてもイライラする。マナーが悪い人が多いのが欠点だろう。他人に作られたセンスとも言える。
一方用賀は低層住宅地が中心の閑静な住宅街が広がっていて、こじんまりしたお店も多い。二子玉川はオープンテラスとかでアピールする店が多いけど、用賀は全くそんな雰囲気さえない。デイリーユースに対応できる店、独自のセンスが受け入れられるには、良質なものを出すしかない厳しいマーケット。
二つの街を同時に特集してみると、その違いに驚くほどだ。若いママはきっと二子玉川の方がいい気がする。
　世田谷美術館、珈琲スタンド、そして砧公園を中心とする広い公園。その中で暮らすのは、きっとゆったりとした時間の流れと、東京の凄まじい早さの発展や文化、世界との繋がりの融合されたもの。センス、スタイルは自分でつくるべし。