無常という力 の商品レビュー
東日本大震災後に書かれた無常観の勧め。鴨長明の「方丈記」がどんなことが書かれてるのか、こんなに短編だったのか、この機会に知り得て良かった。独りになるといろいろと思索しがち。数年間の想いを覆し思い込んで生きてきたことを否定したりもする。無常であるから人生おもしろい、くらいの心持ちが...
東日本大震災後に書かれた無常観の勧め。鴨長明の「方丈記」がどんなことが書かれてるのか、こんなに短編だったのか、この機会に知り得て良かった。独りになるといろいろと思索しがち。数年間の想いを覆し思い込んで生きてきたことを否定したりもする。無常であるから人生おもしろい、くらいの心持ちが良いのだろう。2023.7.14
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変化の激しい現代だからこそ、「無常」という考え方が大切になるのではないかと感じました。福岡伸一さんの文庫解説も興味深く拝読させていただきました。
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福島で住職をしている、芥川賞作家。 大震災から半年ほど経った頃に書かれたようだ。 あの大震災の福島の現状と、方丈記が書かれた当時の状況が非常に近いと感じた著者が、方丈記の時代背景や、鴨長明自身等について解説するとともに、福島の状況との類似点を示している。 色々と考えさせられる。
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