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デラックスじゃない の商品レビュー

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23件のお客様レビュー

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2014/08/20

あー、いつまでこの手の本読んでるんだ、私。 いや、あのね、この本は良いの。面白いし、マツコさん好きだし。 ただこういう系の本読んでる時の自分ってさ、大抵弱ってるの。自分を肯定してほしくてたまらない気持ちを、本で癒そうとしてるの。 自分に似通った考えとか、自分を傷つけない内容で...

あー、いつまでこの手の本読んでるんだ、私。 いや、あのね、この本は良いの。面白いし、マツコさん好きだし。 ただこういう系の本読んでる時の自分ってさ、大抵弱ってるの。自分を肯定してほしくてたまらない気持ちを、本で癒そうとしてるの。 自分に似通った考えとか、自分を傷つけない内容であろう本を選んでさ、「よし自分!頑張れ自分!」って自分を奮い立たせようとするのさ。  夏休み経て、結構友達とかと会って、回復してると思ったんだけど、まだだめみたい。動けない。やばい。また自分のことを3%くらいに抑えて人のことに従事しなきゃならない仕事に戻るカウントダウンが始まっているのに。 自分を無条件に肯定してくれるような存在を蹴散らしてから早1年。もしかしたらその存在って結構大きかったんじゃね?とか思いつつも、わたしは、その存在を失って手にしたはずの『自由』を、もっと謳歌しなきゃ損なわけで。(十分自由ではあったけれど、きっと今思えば自由と支えを両方手にしてることによって生まれる彼の犠牲にしてるものに耐えられなかったんじゃないかと思う今日この頃。思い出は美談を生み出します。) 実家にいるからかな。危機感が多分薄いのだ。家にいるのは今年までとか、リミットを決めなきゃならんな。 私が回復してるな!って実感するのもまた本の内容で、「読むのに頭を使う本」を積極的に読もうとしている状態がベストから2番目の状態。でもこれが本の限界。ベストの状態は、本を読む時間を他のことに没頭できる状態に自分を持っていけてるとき。ただそれは普段勤めていると、普通の精神状態じゃないときでもあるので厄介で抑えてることが多くて。でも今働いてるところは、こんな自分を慰めてくれるような本を読まなきゃいけない状態ですら、会話が上滑りすることが多くて、困る。ここはあまり、合わないのかもしれないと思いつつ、自分はそういう人間なのだとまた受け入れてうまくやってくしかないんだろうな。 あぁ、感想。 思いのほか、ネガティブな側面を押し出してきている感じだった。でも、この人の持つ謙虚さは、自分の傲慢さを炙り出してくれるみたいで、読んで良かったと思える。 大学時代に、この人の本に出合って、スゲー笑っちゃって。御多分に漏れずその手の本を読んでるときは、自分が揺らいでる時なので、救われたんだわ。その「笑い」は、もしかしたら、この本に書かれているところの「差別意識」があったのかもしれないし、なんとなくメジャー街道を行けない自分に、勝手に「それでもいいよ。」と言われてる気になったのかもしれない。  わたしもまた、この人を「消費」して、飽きていくんだろうか。  同様に(?)中村うさぎさんにも、同じような感覚を勝手に抱いていて。  自分にできない無頼さを、その人たちに託し、それに賛同する自分を大きく見せて悦に浸ろうとしているんじゃないだろうか。そうじゃないって思いたくても、「自分が無頼さを演じればいいのか」というとそれはやっぱり違う気がして。  わたしもまた、彼女たちを神輿の上に祀り上げてしまった罪を共有しているんだろう。  せめて、最後まで見届ける。これが祭りであるならば、私は祭りの後まで見届ける。

Posted byブクログ

2014/07/17

マツコ・デラックスが思っていることをただつらつらと書いているエッセイ的なもの。 テレビで話してたことあったなぁコレっていうのも多々あるので、テレビでマツコをよく見る人は物足りないかも? どういうきっかけでテレビ業界に入ったのか、とか、自分の過去をちょっとだけ語っている。 そんなに...

マツコ・デラックスが思っていることをただつらつらと書いているエッセイ的なもの。 テレビで話してたことあったなぁコレっていうのも多々あるので、テレビでマツコをよく見る人は物足りないかも? どういうきっかけでテレビ業界に入ったのか、とか、自分の過去をちょっとだけ語っている。 そんなに深く突っ込んだことを書いているわけでもない。 世迷いごとくらいのテイストだと思えばいいと思う。

Posted byブクログ

2014/07/14

良いですねぇ〜 マツコさんらしくて 抗ってますね アンチですね 彼女の昭和な常識が好きです 共感しまくる私も所詮昭和の女なのねと感じます 確かに自分を安全地帯に置いて、相手を攻撃することが可能な世の中になって来ましたよね でも攻撃っていうのは自分もやられるリスクを取らなきゃならな...

良いですねぇ〜 マツコさんらしくて 抗ってますね アンチですね 彼女の昭和な常識が好きです 共感しまくる私も所詮昭和の女なのねと感じます 確かに自分を安全地帯に置いて、相手を攻撃することが可能な世の中になって来ましたよね でも攻撃っていうのは自分もやられるリスクを取らなきゃならないっていうことがわからないのかなぁ 今の若者は 攻撃されたくなければ黙っていれば良いのに と昭和な私は思ってしまうわけですよ そんなこんながギュッと詰まった一冊です

Posted byブクログ