手抜き力 の商品レビュー
ビジネスにおいて、手間、時間、ムダといったものはできるだけ避けたいもの。 手抜き力とは、これらを省く力のことです。 手抜き力とは、、 本質を見抜く力である。本質を捉え、その他のことには文字通り手を抜く。とにかく、まずは本質を捉えることから始まる。 その上で自分でコントロー...
ビジネスにおいて、手間、時間、ムダといったものはできるだけ避けたいもの。 手抜き力とは、これらを省く力のことです。 手抜き力とは、、 本質を見抜く力である。本質を捉え、その他のことには文字通り手を抜く。とにかく、まずは本質を捉えることから始まる。 その上で自分でコントロールできないことには悩まないことも重要になる。 優先順位 先ほどの例でいくと、やはり本質をとにかく優先的に行い、他の手を抜く必要がある。 そのためには、ゴールから逆算と段取りしていくのがよい。気を付けたいのが「一応」という対応。一応、準備。一応、やっておく。この一応やってる暇あれば、本質に取りかかれ。 実践編 ・60%狙い 何事もいきなり100%を狙わない。60%でいーから、すぐやる。 ・無駄な情報 アウトプットしないものは自分にとって必要ない情報である。それを基準に情報には触れろ。
Posted by
【図書館】要するに本質を捉えてそれ以外は削ぎ落とすこと。「自分の型を決める」というのは、『キングダム』36巻の王賁が紫伯を「型」で捉えたことに通じるね。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
最後のこの部分がいちばん心に残りました。 上手に手を抜いて、常に本質を外さず、常にシンプルを目指す。それは、自分と自分以外の人たちが持っている、限りある貴重な時間に「敬意を払う」ことである
Posted by
「手抜き」のハウツーというより「デキるビジネスマン教本」。シンプルに「結局これだけ」なゴール(本質)から逆算して「一応」「念のため」を断捨離。優先順位づけを最優先にしつつ、自分が制御できないコト、ヒトには野生の勘で臨機応変に、そして無為自然に割り切って譲歩、共存共栄を目指す。6割...
「手抜き」のハウツーというより「デキるビジネスマン教本」。シンプルに「結局これだけ」なゴール(本質)から逆算して「一応」「念のため」を断捨離。優先順位づけを最優先にしつつ、自分が制御できないコト、ヒトには野生の勘で臨機応変に、そして無為自然に割り切って譲歩、共存共栄を目指す。6割志向のアジャイルで「とにかく」モックアップを量産すれば前進するし「量質転化」が起きる。読み進めるほど身の引き締まる思いになる。もうちょっと悪ガキ的な、ちょい悪オヤジ的な手抜きを自慢してる本はないのだろうか?
Posted by
齋藤教授は明治大学の有名教授。 本の内容は非常に分かりやすく、そして品質も安定しているので慣れてくるとあっという間に読めてしまう。 手抜き力とは ・無駄をそぎ落とす力 ・本質を捉える力 ・融通を聞かせる力 ・ストレスと解消する力 手抜きの実践ルール 1.優先潤を最優先に決める...
齋藤教授は明治大学の有名教授。 本の内容は非常に分かりやすく、そして品質も安定しているので慣れてくるとあっという間に読めてしまう。 手抜き力とは ・無駄をそぎ落とす力 ・本質を捉える力 ・融通を聞かせる力 ・ストレスと解消する力 手抜きの実践ルール 1.優先潤を最優先に決める 2.「念のため」「一応」をやめる 3.自分の型を決める 4.野生の感覚で行動する 5.逆算の習慣をつける
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
チェック項目9箇所。手抜き力とは「ムダ手間抜き力」のこと、不要な手間やムダな時間を省くことで、徒労感によるストレスが解消され、貴重な時間が生み出され、仕事はシンプル化され、スピード感がもたらされます、手抜き力とは、現代社会に見事にマッチした、現代人が身に付けるべき、非常にポジティブなビジネス・スキルのこと。仕事ができる人とは、たくさん仕事をする人ではありません、長く仕事をしている人のことでもありません、要領よく仕事をこなしていける人のことです、言葉を変えれば、ムダな仕事をしない人のこと、最小限の労力で、最大限の結果を出せる人のことです。仕事における「ちょうどいい」とは、「今やるべきこと」に置き換えられます、今やっておけば仕事の進行が速くなる、今後の展開が楽になる、今しておかないと後々必ず不具合が起きる、大詰めで時間が足りなくなる――それが「今やるべきこと」。手間をかけ過ぎる人は、後の融通が利かない対応マニュアルをつくってしまいがちです、先が読めない場合は、出たとこ勝負で、「相手に会わなきゃわからないんだから、6割方のたたき台でいい」、と力を抜いて臨むほうが、むしろ仕事効率もアップします。ムダを省くという手抜き力を身に付ける際に、ぜひとも決別していただきたいNGフレーズがあります、それは「念のため」と「一応」、「念のため過剰」「かもしれない仕事術」に陥るのは、ゴールをしっかりイメージできていない人です。仕事で条件提示されたとき、概算ができる人は「その見積もりだとザッと見て、約何日間かかりますね」とか「採算的には、ややプラスといったところですが、まあ大丈夫でしょう」「それなら前回の見積もりのほうが実現性は高いでしょうね」といった、今後の展開予想がすぐにできます。私は、仕事の時間効率をアップさせる方法のひとつとして、逆に「少なめ少なめ」の意識で時間を捉える、みんなが「相手には次に予定がある」という意識を持つことをおすすめします。雑談に限らず、人間関係を温めておくほうが後々の仕事の効率がよくなることはよくあります、一回、飲みに行ったことで打ち解けて仕事がスムーズに運んだとか、ゴルフに行ったことで気心が知れあって、細かい気の回し合いをする必要がなくなったとか、だとすれば、それはビジネスにおいては必要な手間ということになります。
Posted by
社会人なら当たり前のことが描いてあるので、 読まなくてもいい。 入社3年目のときによく言われていたことを思い出す。資料は6割割の完成度でいい、レスポンスは早く、お前の脳みそで1時間考えても、8時間考えても同じだから、早く結論だせ。 特に覚えているのは、「パソコンに使われるな」と。...
社会人なら当たり前のことが描いてあるので、 読まなくてもいい。 入社3年目のときによく言われていたことを思い出す。資料は6割割の完成度でいい、レスポンスは早く、お前の脳みそで1時間考えても、8時間考えても同じだから、早く結論だせ。 特に覚えているのは、「パソコンに使われるな」と。最初にどんなストーリーなのかを箇条書きにしてから、資料作りをしろと。これは今でも守っている大切な教え。 スピード勝負の仕事だったので、実際これでうまくいっていったなあと(本当は周りの方々のスーパーフォローがあったからなのだけど)。 しかし5年目にはもっと丁寧に仕事しろ、と。 ここで??となって混乱期が到来。 職種がやや変わったのもあるけれど、今振り返ると自分なりの判断基準がなかったのだと思う。 手の抜きどころがわかってなかった。 しかしそれに気づかずドツボはまって、根が素直なので馬鹿正直にどれも丁寧にやらなきゃと、時間ばかりかけてやってたら、時間がいくらあっても足りない。休みの日も仕事して、そのうち働いている自分に満足しだす。なのに結果でない、ストレス、、、。という仕事できない人間に。 この本は、 ・全部丁寧にやるのは無理 ・丁寧にやっても無駄になることが多い ・だったら早くやる ・ダラダラやると本質を失う(やってることに満足) ・手抜きによりやるべきことが明確に ・よって手抜きすると的外れがなくなる、と。 個人的に面白かったのは、 ・手の抜き方を相手に応じて変える →自分のやり方をぶつけるのは論外。力関係や相手が重んじることは手を抜くなと。 ・省きのうまさを芸にする ・かもしれない、念のためはやらない ・感情と思考の手抜きをする(マシーンになる)
Posted by
- 1