星星の火 の商品レビュー
内容紹介 警視庁保安課の刑事・上月は中国語の通訳捜査官・城らとともに池袋の雑居ビルに家宅捜索に向かう。 容疑は入管法違反。取り調べると、拳銃や覚醒剤が出てきた。拳銃の線を洗うと、「竜生九子」という在日華人の組織が浮かぶ。 在日華人の人脈を持つ城が独自に捜査を進めると、一人の中国...
内容紹介 警視庁保安課の刑事・上月は中国語の通訳捜査官・城らとともに池袋の雑居ビルに家宅捜索に向かう。 容疑は入管法違反。取り調べると、拳銃や覚醒剤が出てきた。拳銃の線を洗うと、「竜生九子」という在日華人の組織が浮かぶ。 在日華人の人脈を持つ城が独自に捜査を進めると、一人の中国人の名が。その矢先、城の妻子が拉致される。 日本と中国。二つの国の間で揺れる男たちの葛藤を、通訳捜査官とその相棒の活躍を通して描く警察小説。
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「警官の貌」の城さん♡図書館で予約してやっと読めたよー嬉しい。城さん長編でもやっぱりかっこよかった。もっと読みたいな。
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可もなく不可もなく。確かにこれだけ訪日外国人が増えてくると犯罪も増え、それに伴う通訳の技能が警察にも求められるのはよくわかる。細かいニュアンスが本当にわかるのはネイティブだけであり、尋問、取り調べにも支障がきたすことは容易に想像がつく。
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通訳捜査官に焦点が当てられた警察小説。以前、アンソロジー「警官の貌」で短編を読んで、長編を読んでみたいと思っていたお話。 城が暴走気味だったけど、上月との絶妙な関係のおかげかそこまで違和感なく読めた。 城の妻・凛子の気持ち、分からなくもないけど、他にやりようがあるだろうと、そこだ...
通訳捜査官に焦点が当てられた警察小説。以前、アンソロジー「警官の貌」で短編を読んで、長編を読んでみたいと思っていたお話。 城が暴走気味だったけど、上月との絶妙な関係のおかげかそこまで違和感なく読めた。 城の妻・凛子の気持ち、分からなくもないけど、他にやりようがあるだろうと、そこだけ終始もやもやだった。。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
中国人犯罪については、元警視庁刑事通訳捜査官・坂東忠信氏の著書や動画がわかりやすくて面白いので私は好きなのですが、その中で書いてあったり言ってたことと同じようなことが物語の中にも書かれているなぁ・・・と思っていたら、やはり!参考文献に坂東さんの本が3冊も挙がっていました。 中国人の尹さんは真面目で仕事熱心な中国料理店経営者という好人物な設定でしたが、普通に考えて他人名義で別人になりすまして日本に来ている外国人って、日本にとって大丈夫な存在なのかしら?自分の正体がバレないように偽っているとか不法入国する目的が「悪意の行為」だとしたら・・・と考えると不安です。 それまでの外国人登録制度が廃止され、2012年7月からは外国人の在留管理制度になったということについてもサラリと説明されていました。いろいろと勉強になります。
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タイトルは中国の格言「星星(せいせい)の火以(もっ)て野を焼くべし」の前半部分。ミステリとしてはまぁまぁ面白いのですが、暴走気味の主人公に違和感が強く、感情移入を妨げられました。
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男っぽい話し。 池袋の雑多な感じが目に浮かぶ。 人種で人を判断するものではないと思うけれど、気質とか気性というものは生活環境に左右されるものなのかもしれない。 結局は付き合っていく中で自分自身が判断していけばいいのだけれど。
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