背伸びしてブルー の商品レビュー

せんみつ(著者)

2015/01/13

短編集

●父子プレイをしていたが父ではなく恋人でいたい
●伝えられなかった数年越しの恋。隠れゲイ
●教師と元教え子
●恋人とよりを戻す
●足フェチ、左足の人差し指が性感帯
他描き下ろし

好みではなかった

2014/11/20

爽やかなお話かと思ったら、ちょっと暗めで
低調なものが多くて、うーん…と。
シリアスな話をさらっと面白く描けるのは
なかなかに技量がいるのだよね、と実感。

2020/03/11

▼あらすじ
「俺みたいな悪い大人が寄ってきちゃうよ？」
高校生の旭は、夜の繁華街でサラリーマンの佐伯と出会う。大人で格好良くて、少し寂しげな佐伯に心惹かれる旭。ある日、父子に間違われた二人はふざけて「父子プレイ」をすることに。本当の父親を知らず、少しだけ佐伯に理想の父親像を重ねながらも、旭は彼がそばにいてくれることを嬉しく思っていた。しかし、時折見せる佐伯の陰に、ただ好きだけではいられない大人の恋を知り——…。
新進気鋭のストーリーテラーが贈る、デビューコミック

＊＊＊

表題作(父子プレイ)と元教え子×教師のお話が個人的に好きです。
でも話自体はどれも短く、それ故に展開も早いので残念ながらめっちゃ萌えたー！って程では無かったかな…。
どの話も設定を含め可もなく不可もなく…本当に普通って感じで、もう少し甘酸っぱい青春系の話？を表紙と帯から勝手にイメージしてた私としてはちょっとだけ物足りない……。
足フェチのお話もそこまで変態性を感じられなかったし、あっさり風味のお話ばかりでなくもっとパンチを効かせたお話もあればもっと楽しめる作品になったんじゃないかなぁと思います。

2014/07/04

表紙裏のあらすじを読んでてっきり切ない悲恋物なのかと思い込んでいたら、切ない部分はあったもののよい感じのハッピーエンドでした。
短編なのですが、登場人物の顔がどこかしら似ているので「あれ？続きかな？」と思っては名前見て違った～ってなってました。
でも独特の雰囲気と間が結構壷に来たので最後まで飽きずに読めました。
カバー裏の「何を目指してるんだ？」がよかった。

2014/06/24

せんみつサン初コミックス。あぁ～、なんとも言えず好みな作風…*｡･+(人*´∀`)+･｡* 猫っぽいつり目大好き♪

表題作は、母子家庭に育った男に興味のある思春期の高校生が、出会い系でちょっと痛い目見たあとに優しくされたリーマンと付き合う話。一緒にいて父子に間違えられたことから親子プレイで遊び始めるんだけど…若いってコワイ(泣) エッチの最中に「父さん」なんて呼ばれて喜ぶかーーーっ！！(四十路の叫び)
これはリーマンが不敏だったなぁ…父親に重ねられてる感に満ち満ちてるもんね、そりゃ逃げたくなるわ( ；∀；) リアル父さんが現れたことにより、高校生も父性と恋愛を考えるんだけど。20歳離れてたら不安しかないなぁ。ちゃんと幸せになれるとイイね(切実)

【クローゼット・ハイ】
スゴく良かった！クローゼットに隠しておいたゲイビが見つかって彼女にフラれた子が、ハッテン場で偶然すれ違った(気がする)先輩と再会して、真相を確かめたくてヤキモキする話。この『気になるけど聞けない』焦れったさがスゴくツボだった～(〃´ω`〃) 秘密の共犯者っぽくて、両想いになるまでの駆け引きめいた関係にドキドキしたわ♪

【制服とヌード】
元教え子×高校教師のカップル。お互いが不安を抱えてる関係、好きだな～。相手が好きだからこそ不安になる感じがラブラブでイイ( *´艸｀) バカな現役高校生にキュンとする先生の気持ちもわかるよ(笑) バカさは若さだからね…。
でもそれも、過去の教え子を思い出して愛しくなるのがやっぱりラブラブでイイよ！ってか夏目(攻)、現役の時ホント酷かったな…そういうイタイ子、嫌いじゃないけどねヽ(●´ε｀●)ノ

【ホテル☆エトワール】
重暗い話かな～と思ったけど、切なキュンで明るめに締めてくれたのが意外性あって好き。七夕の短冊の使い方が素敵だった…。

【指先エスカレーション】
めちゃめちゃ萌えた！ なにこのフェチもの～(*´ﾉ∀`*) しかも純愛(笑) 今まで足コキの良さが理解できなかったけど、新たな扉が開きました…しかもある意味とても新しい(笑)
世界は広いです。せんみつサン、ありがとう！

ホテル～から描きおろしで、最初の二作の描きおろしも収録。せんみつサンは少しギャグっぽいのがお上手だと思うし、ちょっとマニアックな性癖を愛らしく描ける作家さん(笑)
スゴく楽しめたので、自作も期待してます！！

2014/06/23

遊びで始まったのにいつの間にか泥沼にハマってる年の差カプが好きなので、少し興奮気味で購入。
もっとキュンキュンする話かと思いきや、思ったよりも静かで淡々としていました。
私は攻めに年齢が近いので、年下の恋人に「お父さん」とか呼ばれるの嫌ですなあ。そこらへんはよく分かりました。別に受けに悪気はないし、逆に懐いているからそういう事云うんでしょうけれど、そういう意味では年が離れ過ぎたカプはきっついですね。

短編集でどの話もハッピーエンドなので、安心して読める一冊ではあると思います。
それでも、何となくすかっと爽快な読後感じゃないのは、何故なのか自分でもよく分かりません。
嫌いじゃないのですが、好き！というにはあと一歩足りない感じです。
初コミックスだという事なので、今後に期待！