きみのために棘を生やすの の商品レビュー
5名の作家陣のうち3名が最近好きで追いかけてる作家さん、2名は初読。 彩瀬まるさんの作品が特に好きだ。
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女性作家5人による略奪愛を描いたアンソロジー。タイトルにある女の棘に男達が翻弄される様が生々しくたまりません。この作品に登場するどの男にも共感しながら読了。毒や棘のある作家さんばかりのお話は面白かった。
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帯によると略奪をテーマにした官能アンソロジー。 今話題の豪華なメンバーによるものです。略奪と聞くと「奪い取る」イメージが強かったのですが、この作品は、自分が生きていくために、生きる上に、本能のまま行動しているという感じでした。窪美登さんと花房観音さんの作品はぞくぞくっときました。...
帯によると略奪をテーマにした官能アンソロジー。 今話題の豪華なメンバーによるものです。略奪と聞くと「奪い取る」イメージが強かったのですが、この作品は、自分が生きていくために、生きる上に、本能のまま行動しているという感じでした。窪美登さんと花房観音さんの作品はぞくぞくっときました。 女性のための官能といえばいいのか、そこまできわどくあるわけではなかったので、読みやすかったです。
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窪美澄さんの作品が、段違いに素晴らしかった。こんなにも違うか、ってほどに。うわーってなった。深さも、熱さも、重みも段違い。 その他に良かったのは千早さん。あと花房さんの作品初でしたが面白かった。他の作品ともっと読みたいって思いました。 程よいエロスで良質なアンソロジー。窪さんの作...
窪美澄さんの作品が、段違いに素晴らしかった。こんなにも違うか、ってほどに。うわーってなった。深さも、熱さも、重みも段違い。 その他に良かったのは千早さん。あと花房さんの作品初でしたが面白かった。他の作品ともっと読みたいって思いました。 程よいエロスで良質なアンソロジー。窪さんの作品読みたさに買ってもいいかもしれない、ってくらい良い一冊。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
今、人気の女性作家陣5人による恋愛と官能を織り交ぜたアンソロジー。窪美澄の『朧月夜のスーヴェニア』は時代が違えど、私自身も同じような恋愛をしていたので感情移入をしてしまい、読みながら辛くなってしまった。いろいろな事情で愛する人とずっと一緒に過ごす事が出来ない苦しみというのは計り知れない。その人が良いわけで他人では埋める事が出来ない。とても切ない。窪美澄の作品ってやっぱりいいなと思った。他の作家の作品も良かったのだが窪美澄を読んだ後という事もあり、他作品があまり心に響かず。
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あのひとがほしい、どんなことをしても――。今最も注目される女性作家・彩瀬まる、窪美澄、千早茜、花房観音、宮木あや子の5人が「略奪愛」をテーマに紡いだ、書き下ろし恋愛官能小説集。
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