不死の猟犬(1) の商品レビュー
全7巻。寿命以外の死が存在しない世界に迷い込んだ不死ではない人間達を、異分子として排除する側と守る側との攻防戦。逆ゾンビ設定の詳細より、そこでのドラマを楽しむべし。絵がポップなのに力強さもありキャラも可愛い。
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人が寿命以外では死ぬことが無い世界でのバイオレンスアクション。 寿命以外では死ぬ事が無いので、風邪をひいたり、怪我をしたら その人を殺せば蘇生して全てが元通り解決、よかったね。 というトンデモ世界。それ以外は普通の日常。 ベクターと呼ばれる謎の伝染病・復活不全症を患っていない限...
人が寿命以外では死ぬことが無い世界でのバイオレンスアクション。 寿命以外では死ぬ事が無いので、風邪をひいたり、怪我をしたら その人を殺せば蘇生して全てが元通り解決、よかったね。 というトンデモ世界。それ以外は普通の日常。 ベクターと呼ばれる謎の伝染病・復活不全症を患っていない限り 死んでも死んでも人が生き返るので、アクションシーンのハラハラドキドキ感は薄いけど それ故に通常では描けない心理戦やアクションシーンを堪能できるので 結構楽しめる、さくさく読めちゃう。 どういう結末が待っているか謎だけど もしかしたらこれ、不死の世界があたりまえの世界なんじゃなくて ベクター側が不死の世界という異世界に なんらかのはずみで迷い込んでしまったんじゃないの?
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表紙よりも中身の方がリンちゃん可愛い。 セーラー服と機関銃、に惹かれて購入。 タイトルなどからてっきり表紙の子(主人公・風間リン)が死なないキャラで、一般人をマシンガンでなぎ倒していく話…かと思っていたらさにあらず。 なんと世の中の一般人全てが死なない(寿命では死ぬらしい)という世界だった! 具体的には致命傷を負って死亡したとしても、即復活。しかもHP全快、ステータスは万全、といった状況。なので、ちょっとした風邪や怪我を治すために、一旦死んで、復活するという恐ろしく画期的な医療(?)が行われているのです。 ただ唯一の例外RDSという病気。これに罹ると復活できなくなるというまさに致命的なものです。そのため、RDSを媒介・感染させる「ベクター」と呼ばれる者達は見つけ次第駆除されるわけで…。そんな「ベクター」を護り、逃がすのが主人公・風間リン達「逃がし屋」。 一般市民の害となる「ベクター」を保護しようとするわけですから、敵は公権力と言う事になり、警察やら国連の組織やらとバンバン銃撃戦を繰り広げます。 とにかくキモはこの舞台設定。…それ以外はいたって普通の美少女ガンアクション、という感じでしょうか(え?)。 とはいえ、登場人物の多くが死なないですから、機関銃の弾雨をものともせずに突撃していく警察官の姿に奇妙さと斬新さを感じます。 そして主人公サイドも殺してしまってはあっさり復活されてしまうので、あえて致命傷を与えず、両手両足を打ち抜き行動不能状態に追い込むように戦うわけで…うん。やっぱり変だw そんなわけでとにかく変な世界観の漫画。 何のために逃がし屋達は危険を冒してベクターを逃がすのか…。 …とは言うものの、その理由の一つとして、世界を正す、というものがあるようですが…。 この世界がおかしい、と思うのは私達読者の立場であって、作中ではそんな認識は持てないでしょうね。それ以前に、生き返ることが当たり前の世界なのですし…うーん?
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表紙買いしたけど個人的に当たりだった…!!所謂『ゾンビ』に当たる世界が引っ繰り返っていて、これから出生率がどうなっているのかとか色々出てくるんだけど、『死なない』人間と『死ぬ』化け物の対立がどうなっていくのか今後楽しみ。 また死なないからドンパチが派手で良い。
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死ぬものが退治される世界で逃がすものと追うものの物語。 ゾンビものの一種だが、通常の反転世界。派手なガンアクションや死なない世界のグロさなど卓越した画力は驚嘆を隠せない。エロなかった。
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不死人が追われる漫画を最近よく見かけますが、これは不死人が「普通の人間」として生活していて、死んでしまう人間の方が死からの蘇生を妨げる存在として追われる立場。主人公は警察から追われる「死んでしまう人間=ベクター」を逃がす「逃がし屋」の少女・風鈴。 一般の人間が不死人というだけあって、殺し合いも容赦ない。派手なガンアクションと血塗れシーン満載。 爽快…とはいえないけれど、ベクターを追う刑事と風鈴のやりとりもスリルがあるし、読み応えのあるマンガでした。
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