実践ソーシャルイノベーション 知を価値に変えたコミュニティ・企業・NPO の商品レビュー
2020.36 読み直し。 前に読んだ時よりも相当理解できた。 ソーシャルイノベーションはプロセスであること。 そしてそもそもよって立つべきイデオロギーを、 「理想主義的プラグマティズム」にすべきだということ。
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知識創造企業から知識創造コミュニテイへ。イノベーションも会社という枠のある組織から社会という境界線のないマルチステークホルダーの世界へ舞台を拡げないと、ということだと思います。その分、知識創造企業の時には日本企業特有のアノニマスな文化への着目を感じましたが、今回は実践知リーダーシ...
知識創造企業から知識創造コミュニテイへ。イノベーションも会社という枠のある組織から社会という境界線のないマルチステークホルダーの世界へ舞台を拡げないと、ということだと思います。その分、知識創造企業の時には日本企業特有のアノニマスな文化への着目を感じましたが、今回は実践知リーダーシップの必要性をプッシュしています。本書で語られる7つの事例でも6つのリーダーシップの物語り(「物語=静的なストーリー」ではなく動的なナラティブ)として刺激的でした。その分、属人性が高く、それが、どうやって生まれるのかが大きなテーマだと思いました。もしかして、日本のイノベーションの出発点は教育から始めないとならないのかも。
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第3章のケーススタディで上勝町の葉っぱビジネスについて初めて詳しく経緯を知る。その他のケースも合わせて、この著者がだいぶ難解なタームを使いながら「整理・分析」された狙いとは外れるかもしれないが、本当に今、地域社会といわれる場所での営みの要点が記されている。改めて脱帽するとともに、...
第3章のケーススタディで上勝町の葉っぱビジネスについて初めて詳しく経緯を知る。その他のケースも合わせて、この著者がだいぶ難解なタームを使いながら「整理・分析」された狙いとは外れるかもしれないが、本当に今、地域社会といわれる場所での営みの要点が記されている。改めて脱帽するとともに、しかしステップがこれだけ体系化されていることにおいては、あとはその価値観と怯まぬ関わり。噂通り野中郁次郎さんは難解だった。
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