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今際の国のアリス(11) の商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

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2014/08/03

「すうとり」完結。 オチが少し弱い気がするが、全般的に考えると良い。 ただ主人公の悩みが前の繰り返しになってるのはヤキモキする。 無駄に妙な「暑さ」があるのもサンデー系漫画特有のものだが、これもまた苦手

Posted byブクログ

2014/06/22

「絵札」のステージが始まった時点で、この作品をディープな所まで味わい尽すべく、少年サンデーS増刊をリアルタイムで読むのを止め、なおかつ、単行本も開かずに熟成させていたので、「すうとり」の開始から過程、そして、決着までを一気に読んで、毛穴が衝撃でブチ開いた 肉体的、精神的、どちらの...

「絵札」のステージが始まった時点で、この作品をディープな所まで味わい尽すべく、少年サンデーS増刊をリアルタイムで読むのを止め、なおかつ、単行本も開かずに熟成させていたので、「すうとり」の開始から過程、そして、決着までを一気に読んで、毛穴が衝撃でブチ開いた 肉体的、精神的、どちらのエグい描写にも耐性が備わっているつもりだったが、この『今際の国のアリス』を読むと、自信が根幹から揺らがされてしょうがない 『カイジ』シリーズが好きな人には合う可能性は高いが、『ACMA:GAME』のテイストが好きな人は読まない方が賢明 ぶっちゃけ、救いがない 友情を犠牲にして得てしまった、この勝利は、今まで苦難を強いられ、悲しい別れを経験してきても、その都度、復活してきたアリスの頑強な心ですら耐えられない程、辛く、悲しく、何より、残酷だ しかし、アリスもまた、死に肉薄する事でしか生を得られない異常性の保有者であり、同時に、他の者とは異なる特別で異質な性質を持っている 彼は必ず、再起するだろう。いつものように、自分を生かしてくれた者の為に、生者・死者の区別せず、前を見るだろう 彼を苦しめる弱さの裏面は、紛う事ない強さなのだから キャラの心も、読み手の心も、踏み躙ってくる漫画、続巻もアニメも楽しみ

Posted byブクログ