イノサン(vol.5) の商品レビュー
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二人のマリーの表現が印象的。 冷酷と思えた父親も、そんな部屋を作るほど 精神的に堪えていたというのが切なくなる。 デュ・バリー夫人がどうして誕生したのか、 彼女にどんな魅力があったのかの描写も迫力があった。
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実家から祖母と父が去り、宅内を掌握したシャルル。隠された父の隠し部屋でその苦悩を知り、色んな意味で大人の階段登る。でもここの強引な濡れ場は要らないよ。 妹マリーは成長して幼い頃の猟奇趣味が収まり、ロックな精神とパンクな衣装で活きが良い。処刑対象のグリファン将軍、前半は憂国の将だ...
実家から祖母と父が去り、宅内を掌握したシャルル。隠された父の隠し部屋でその苦悩を知り、色んな意味で大人の階段登る。でもここの強引な濡れ場は要らないよ。 妹マリーは成長して幼い頃の猟奇趣味が収まり、ロックな精神とパンクな衣装で活きが良い。処刑対象のグリファン将軍、前半は憂国の将だったのに、途中からペドおじさんで草。史実はともかく、漫画としてもう少し見せ方は無かったのだろうか。
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マリーは強いけれど、女性であるがゆえの悲しみも抱えていて、悲しみを怒りに変えて戦っている。それがとっても切ないです。 そして、シャルル・アンリが知ってしまった父の秘密も… ラストは18禁ですね笑
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どうしてもグロいものは1回見たくなるので、惹きつけられた作品。 歴史が絡んでかなりり面白いことになりそうです。しかしシャルルの喪失シーンはギャグみたいで面白かった。見開き1ページだよ!笑
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立ち向かうも背負いしも国家権力…。危機に瀕したダミアン処刑を、シャルルは次女マリー‐ジョセフの助言を手がかりに果す。だが、祖母マルトは処刑台に上ったマリーを、家紋の焼鏝で戒める。ついに第2章に突入。今回はグロテスク要素はあまり無し。どんどん、イラストが美しくなってるように感じる。それはさておき、マリーがかっこいい。男装しているマリーのかっこよさは異常。
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「最悪」が口癖のマリーがかっこいい… そして、永遠のDT感が漂っていたシャルルも 荘厳な筆おろしを終えたのであった。
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アンリの父も何も感じず処刑していたわけではなかった。 そして、腕のすごさもやっぱりアンリと同じように苦痛も一瞬にということを考えていたんじゃないのだろうか。 自分が手にかけた人達を密にまつり、自分の手で命を絶ったモノへの贖罪の礼拝堂 彼の人間らしさをここで少し見れたことを少し救われた。 マリーはまだまだ子供、憎しみに溺れて自分自身しかみえてない、なのに恐ろしい子でこの子はどうなってしまうんだろう? 今のままじゃ、やっぱり恨みをかってしまうのはしょうがない。 ほんの少しの情けも何もない。でも、彼だけにの行いだったのだろうか? そして、画力がすごいだけに、エロスの表現力もすごい。 アンリの絶頂に達するシーンは、とてもうまく表現されていてとてもわかりやすく、感情的にも女を抱く甘美にこの先溺れるだろうと想像ができた。
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201409/買いそびれてて6巻と一緒に購入。話にも絵のヒトコマヒトコマにも引き込まれる。ぶっちぎりで独自の世界を構築してる稀有な作品。
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今回はグロさに加え、エロさもあり、かなり濃い内容でした。マリーの凄さに圧倒されました。二人のマリーが交錯するところ、今後絶対クロスするとわかるだけに、ひどく印象的でした。変遷を続けるサンソン家、これからも目が離せません。
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少年漫画に全く馴染みがなく、むしろ昔から敬遠していました。 この漫画を知ったのは書店の棚に並んでいるのを見かけて、5巻の表紙に目を奪われ、すごく印象に残ったからです。数日後にふと思い出して検索してみたところ、今まで敬遠していた少年漫画とは少し違うことを知りました。 絵の美しさだけ...
少年漫画に全く馴染みがなく、むしろ昔から敬遠していました。 この漫画を知ったのは書店の棚に並んでいるのを見かけて、5巻の表紙に目を奪われ、すごく印象に残ったからです。数日後にふと思い出して検索してみたところ、今まで敬遠していた少年漫画とは少し違うことを知りました。 絵の美しさだけでも読む価値があり、そして、歴史背景にも感嘆しました。 購入を決めるまでに悩んでいたのは拷問などの描写がどの程度か分からなかった為です。痛い描写の物は嫌いではなく免疫もある方ですが、リアルすぎて目を逸らしたくなる…とのレビューを読み躊躇っていました。 購入を決めたのは友人の勧めです。 一気に全巻購入して、一気に読みました。 確かに酷く痛い描写は多々ありますが、カラーではないことと、阿鼻叫喚が少ないこともあり、すんなりと読み進めることができました。痛い描写に免疫がない方は読まない方が良いかな…とも思います。 アジア圏の歴史は好きで嗜むこともありましたが、欧州圏の歴史は「レ・ミゼラブル」くらいであまり興味がなく、何事も世襲制だということにも驚き、民衆の暮らしや街の風景なども詳細に描写されていて感嘆の連続でした。 少年漫画に全く馴染みがない女子には、この素晴らしい絵が伴い読みやすいと思います。 マリーのモヒカンと、シャルルの情事後の変貌ぶりがちょっと笑ってしまいました。 次巻がとても楽しみです。
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