覚の駒(弐) の商品レビュー
歴史上の人物と、そうじゃない人との対比がなかなか楽しい。 でも、将棋の部分はすごく弱いなぁと思ったりもします。どんな手を打っているのか、イマイチわからない。 まあ、そこを強調しすぎるとうざったくなる気もするので、これでいいのかなぁ。 これ、世界史でもできそうなのですが、「将棋...
歴史上の人物と、そうじゃない人との対比がなかなか楽しい。 でも、将棋の部分はすごく弱いなぁと思ったりもします。どんな手を打っているのか、イマイチわからない。 まあ、そこを強調しすぎるとうざったくなる気もするので、これでいいのかなぁ。 これ、世界史でもできそうなのですが、「将棋」をポイントにもってきたために、無理っぽいところももったいないなぁ。
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待ってました、2巻目 やはり、期待していた通り、噛み応えが出てきている 師匠の所で学んだ事を活かしつつも、「自分らしさ」を掴んできたようで、ストーリーの輪郭もしっかりとしてきている 将棋と歴史、このバランスも、よく取れている どちらにも詳しくても、逆に、知識が乏しくても、少年漫画...
待ってました、2巻目 やはり、期待していた通り、噛み応えが出てきている 師匠の所で学んだ事を活かしつつも、「自分らしさ」を掴んできたようで、ストーリーの輪郭もしっかりとしてきている 将棋と歴史、このバランスも、よく取れている どちらにも詳しくても、逆に、知識が乏しくても、少年漫画として十分に楽しめる 覚の魔力を、将棋って形を通して受け、剥き出しにされた魂の奥にある芯、それが「人間」そのもの どの話も、こちらの急所を、隙を見せた途端に射ぬいてくるような、油断ならない一手だったが、個人的に最も、藤田先生の作品にはさすがに及ばないにしろ、藤田イズムの継承者たる雷句先生の作品にも感じた「ゾワワワ」があったのは、第7局の『泥と月』 傍目から見れば、汚らわしい少年忍者。しかし、そんな彼の心は、本当に美しいものを見抜け、欲せる純粋さに満ちていた 内富先生は、まだまだ伸びる、そう思ってるのは、藤田先生だけじゃなく、私も含めた多くの読み手もだろう 次巻では、どんな人間の心に秘められている『要の一手』が、覚によって明かされるのか、今から、鬼蜘蛛よろしく舌舐めずりしながら楽しみにしていよう
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毎回中心キャラクターが変わることもあって、 覚との出会いや対局開始のシーンが アニメのバンクシーンさながらに 毎回ほぼ同じく展開されていきます。 自然でもあるし、どこからでも世界に入っていける 利点はあるんですけど、巻を重ねるとどうかな? 作品のテイストはやっぱり好きですが。
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