天皇制の隠語 の商品レビュー
文芸評論家って何するんだろう、と思っていたけれど、やっと分かった感じがする。テクストの意味を紐解きながら、書かれた時代背景や、他の著述家の著作との関係性、当時の論壇での論戦も交えながら、一度焦点を広げたうえで再定義していく。オリジナルを書く著述家だけがえらいわけではなくて、それを...
文芸評論家って何するんだろう、と思っていたけれど、やっと分かった感じがする。テクストの意味を紐解きながら、書かれた時代背景や、他の著述家の著作との関係性、当時の論壇での論戦も交えながら、一度焦点を広げたうえで再定義していく。オリジナルを書く著述家だけがえらいわけではなくて、それを発見し、価値を見いだすことも、大変な知的生産なのだと感じた。 共産系知識人の転向と、最後の「太陽の塔」論が心に残った。過去の著作も読みたい。
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よかった。 資本(主義)の御都合主義。 哲学=社会主義の回復と反復 社会主義とは利他的であり相互扶助的なもの、もっといえば汝の敵を愛せ、汝の隣人を愛せの回復と反復である。世界宗教的なものである。革命とはそういったものだろう。 哲学ある人は本質的に御都合主義にはなれ...
よかった。 資本(主義)の御都合主義。 哲学=社会主義の回復と反復 社会主義とは利他的であり相互扶助的なもの、もっといえば汝の敵を愛せ、汝の隣人を愛せの回復と反復である。世界宗教的なものである。革命とはそういったものだろう。 哲学ある人は本質的に御都合主義にはなれない。べたにいうと倫理的な人である。 1968年の革命について理解するには世界を理解する必要がある。
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