買い本番の日本株を狙え! 5年後に大化けする最強銘柄35選 の商品レビュー
この手の本(株式推奨本)はそこで紹介されている株を参考にして何度か購入したことがありますが、成功した試しがありません。 なので読まないと心に決めていたのですが、オフィスビル1階のファミマで買い物をした時、ペラペラ捲っていて「シェールガス関連株」と書かれていて目に留まってしまいま...
この手の本(株式推奨本)はそこで紹介されている株を参考にして何度か購入したことがありますが、成功した試しがありません。 なので読まないと心に決めていたのですが、オフィスビル1階のファミマで買い物をした時、ペラペラ捲っていて「シェールガス関連株」と書かれていて目に留まってしまいました。 アベノミクスが成功して日本経済が成長していくかどうかは分かりませんが、2017年には輸入が始まる(p24)とされているアメリカ産のシェールガスが日本経済に良い影響を与えるような気はうっすらとしていますので、その動向を継続的にチェックしていくために関連した株を少し買っておくのも良いかなと思いました。 以下は気になったポイントです。 ・中東からの輸送日数や約18日、米国東海岸からだと喜望峰経由で45日、それがパナマ運河拡張工事完了後は、現在通行できない大型LNG船も可能となり、22日に短縮される(p5) ・LNGはマイナス162度で液化するので、タンク・冷却装置・断熱材などで日本技術が必要、日本には30数箇所の一次受入れ基地があるが、その整備および、LNGを気化させる気化装置、パイプラインが必要になる(p5) ・2016年には電力小売参入の自由化、2020年までに送配電の中立化、料金規制の撤廃などの電力自由化に向かっている(p6) ・アベノミクス以外に、東京オリンピック、東日本大震災の復興需要が、建設業界に大きな良い影響がでている(p19) ・LNGタンカーは産地ごとに使う船を決める必要がある、わずかにガスの質が異なるので、それに合わせたタンクが必要、日本では天然ガスから水素を取り出すだろう、そうすると関連プラントの作り直しが必要になる(p29) ・トヨタは2015年に燃料電池車を発売する予定、ハイブリッド車のように普及させていきたい(p32) ・プラントの場合、建設も大きな要素だが、そのメンテナンスが一つの事業となる。それがプラントメーカにメリットとなる(p43) ・品質管理、生産管理を考えると新興国で生産するメリットはなくなりつつあり、海外拠点から撤退した話もある。キャノンは42→50%に国内生産比率を上げる、ダイキンも国内に80万台中、25万台を日本へ移管の予定(p46) ・環境関連技術として、水ビジネスも大事、ろ過処理・逆浸透膜技術、海外淡水化プラントなど(p49) ・LNG輸送船の建造費は1隻200億円で一般輸送船の倍、90隻を増強すると2兆円、日本の省エネ性能、輸送効率などの高い造船技術は、中国・韓国の造船会社に真似できない(p53) ・夢真ホールディングス(JQS,現在864円)は、建設業界にターゲットを絞った人材派遣会社で現時点で唯一の上場会社(p78) ・神戸製鋼(1部、133円)、LNG関連の水素ステーション、水素スタンド(p93) 2014年7月20日作成
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