京大院生が書いたイメージでつながる英熟語 の商品レビュー
ペレ出版「なぜが分かる動詞+前置詞」とほぼ同じ内容でイラストがわかりづらくなった版・・・。しかし学習しやすいよう赤シートがついているのは、とても良い。あとはコーパスに基づく頻度が記載あると親切なのだが・・・
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英語の前置詞を体系化させた本。 すこし筆者のイメージに「?」と思う点もいくつかありましたが、こうしたイメージをもつことで、何となく適当につかっていた前置詞が、意味を持って使えるようになれるかもと思い読破。 内容としては面白かったです。 (あぁ、こうした使い方もあるんだー。こうしたイメージもあるんだー。意識してなかったけどこういうイメージでいつも使っているのかもー)という気持ちにさせる本でした。
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正直な気持ちでは谷口一美さんの名前で購入。本書を読みこなすには高3程度である程度の知識があり、総整理のために有効かもしれない。知識ゼロの状態では、パンクするであろうと思う。 認知言語学に関わる文献を押さえてから論じているので、著者自身の主観的なイメージに左右されていない。トラジェクターやランドマーク等の専門知識がなくても、図でさらりと説明できているのが素晴らしい。また本の使い方なども細かく記述しており、読者への配慮が見られる。outの説明が最もわかりやすかった。ただwithに関してはまだまだこれから再考する価値があると思う。また前置詞の意味から英熟語を説明するのが趣旨ではあったが、今後は構文との関わりについての論を待ちたい。(結果構文や、二重目的語構文など。)このようなコンパクトでわかりやすい例を多用できるのは、日々の指導経験に裏打ちされていると言っていいと思う。佐々木さんに拍手!
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