F-16 エース・パイロット戦いの実録 の商品レビュー
・地対空ミサイル基地やレーダー基地を探し出して破壊する戦闘機チームがあるというの、初めて知った。F-16は戦闘機も攻撃機もできるってどこかで見た気がするけどそういうことか~ ・探し出すためにミサイル自分に向けて発射させたりするの正気の沙汰じゃないよな! ・なぜかAWACS(早期警...
・地対空ミサイル基地やレーダー基地を探し出して破壊する戦闘機チームがあるというの、初めて知った。F-16は戦闘機も攻撃機もできるってどこかで見た気がするけどそういうことか~ ・探し出すためにミサイル自分に向けて発射させたりするの正気の沙汰じゃないよな! ・なぜかAWACS(早期警戒管制機)の扱いが悪い。なんか常にこいつごちゃごちゃうるせえなみたいな扱いをされている気がする。 ・基本的に実力のあるパイロットかどうか、実力のあるパイロットに理解を示せるかが人間評価の軸になっている感じなのかなあ? ・戦果を挙げるときに、その向こうに人間を感じない乾いた感じするのがなんとも言えない……フィクションではないだけに。 ・殺すことに対する考え方は最後に少しだけ、端的に出てくる。「彼らははずし、私ははずさなかった」 ・戦闘機の機動とか飛んでいるときの感覚とかに興味があって読んだんだけど、戦闘機乗りの考え方みたいなのも読み取れて、面白いと人間の精神コワイと両方感じた。 ・ミサイル相手の戦いだとチャフとデコイと回避機動がめっちゃ重要なんだな…… ・実は燃料切れとの戦いが一番緊張感があった気がする
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F-16のワイルドウィーズル部隊でイラク戦争を戦ったパイロットの手記。 現代航空戦の一端がわかる。 プロの戦闘機乗りだが、それゆえの頑迷さみたいなのも垣間見えるのがまた。
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地対空ミサイルにわざと自分を狙わせることで、相手の居場所を特定して攻撃するというその状況だけでもハラハラする。砂嵐の中の着陸は、手に汗握る場面だった。
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ワイルド・ウィーズルと聞いて、遠くからHARMを撃つだけの簡単な仕事だとか考えていた。本書で認識がまったく変わった。HARMだけでSAMを黙らせることはできない。 本書の大半がイラクでの実戦について書かれている。SAMとAAAが自分に向けて次々撃たれる中、HARMを撃ち、クラスター爆弾を叩き込み、そして機銃掃射までやってのける。その勇敢さには恐れ入る。というか頭おかしい。 傍から見ると楽勝に見えたイラク戦争も、現場で戦うパイロットにとってはまぎれもない「戦争」だったことが分かる。 戦闘場面の臨場感はすばらしく、読んでいて非常な緊迫感を味わった。 あと途中に入るフランス人disに笑った。
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ワイルドウィーズル部隊、対空火器制圧を目的に自分の機をおとりに地対空ミサイル(SAM)を射たせて場所を特定し攻撃する、でイラク戦争を闘った不遜で果敢な戦闘機パイロットの記録。 機密指定解除の資料のみで執筆しているそうだが、詳細な戦闘シーンには圧倒される。ほとんどが対空ミサイルとの...
ワイルドウィーズル部隊、対空火器制圧を目的に自分の機をおとりに地対空ミサイル(SAM)を射たせて場所を特定し攻撃する、でイラク戦争を闘った不遜で果敢な戦闘機パイロットの記録。 機密指定解除の資料のみで執筆しているそうだが、詳細な戦闘シーンには圧倒される。ほとんどが対空ミサイルとの駆け引きなので、映画にしても訳がわからないだろうが。 戦争の是非は横に置いて、戦闘モードにおける米軍のパワーを感じさせられる。
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