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2014/06/21

ロシア現代文学の巨匠ペレーヴィンが1999年に刊行した長編小説。 ソヴィエト崩壊後のカオスな世界を、元詩人志望で現在はコピーライターの主人公を中心に描いている。 奇しくも同じ年に、鬼才ソローキンが『青い脂』を出したそうで、『ソヴィエト崩壊』という現象がどのように作品に影響を与えた...

ロシア現代文学の巨匠ペレーヴィンが1999年に刊行した長編小説。 ソヴィエト崩壊後のカオスな世界を、元詩人志望で現在はコピーライターの主人公を中心に描いている。 奇しくも同じ年に、鬼才ソローキンが『青い脂』を出したそうで、『ソヴィエト崩壊』という現象がどのように作品に影響を与えたのかを考えるのも面白い。 それにしてもロシアの現代文学は着眼点がユニークな作家が多いように感じる。

Posted byブクログ