長く稼ぐ会社だけがやっている「あたりまえ」の経営 の商品レビュー
・年々実力をつけていって、運の影響を減らしていく。 ・これからは、会社にお金を多く残して、役員報酬は少ない方がいい という時代になった。 ・不況期は「注文をとる」より「価格を守る(しのぎ)」方が大事。
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立ち読みなのに大当たり。タイトルはハウツーっぽいのに、内容は本格的。 〈作戦には2種類ある。よいのと悪いのとである。時としてよい作戦計画も偶然の事情によって失敗し、時としては悪い作戦計画も運命の気まぐれによって成功する〉ナポレオン 要は運が重要なファクターとなり得るということ。 〈一般解を実行すると誰でも勝てるが、参加しない人がいる。ポジショニングは滑稽を明らかにするところから始まる。〉 このあたり深い。 〈司馬遼太郎は武士が頼もしさを大切にしてきた、と言った。ドラッカーは責任、ウィリアム・ジェームズは指向性、ハイデガーは存在と呼んだ〉 日本だろうが海外だろうが関係ない。底にあることは似ている。 「未完成の自覚」という言葉は、亀井勝一郎という人の言葉らしい。
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10年前に出た岡本吏郎さんの大ベストセラー「会社にお金が残らない本当の理由」の肝の部分を、現在の税制等に合わせて、より詳しく(ものすごく難しい部分もわかりやすく、全ての疑問に答える形で) 焼き直してくれた本。 その肝以外の部分も充実し、ものすごく勉強になった。
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以前「会社にお金が残らない本当の理由」を読んだので、その流れで読もうと思ったけど、期待した内容とは異なった本でした。「少々不恰好な本になりました」と冒頭に書かれているので、そのあたりがギャップとしてそのまま感じられたのかもしれません。過去の賢人のいつくかの引用がありましたが、小林...
以前「会社にお金が残らない本当の理由」を読んだので、その流れで読もうと思ったけど、期待した内容とは異なった本でした。「少々不恰好な本になりました」と冒頭に書かれているので、そのあたりがギャップとしてそのまま感じられたのかもしれません。過去の賢人のいつくかの引用がありましたが、小林秀雄の引用がいちばん印象的だった。 「人は様々な可能性を抱いてこの世に生まれてくる。彼は科学者にもなれたろう、軍人にもなれたろう、小説家にもなれたろう。しかし、彼は彼以外のものにはなれなかった。これは驚くべき事実である。」
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