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ナモナキラクエン の商品レビュー

3.9

20件のお客様レビュー

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2015/02/19

父が目指した楽園とは何か。 子供たちは、父の遺したモーリス・マイナー・トラベラーで父の楽園を探す。 「サーさんとお母さんは、ぜんぜん似ていなかった」 の後の3行は蛇足だったかも。そこだけがちょっと残念。

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2014/11/22

父親が亡くなった。四人の兄弟の夏のおはなし。 家族がテーマのお話です。キャラクターが魅力的。一般的な家庭とはすこし言い難いような特異な設定だけれども、とても家族としてまとまっている。 登場人物の関係性については「これかな?いや、こっちだろうか」と悶々と推理しながら読んでいたけど...

父親が亡くなった。四人の兄弟の夏のおはなし。 家族がテーマのお話です。キャラクターが魅力的。一般的な家庭とはすこし言い難いような特異な設定だけれども、とても家族としてまとまっている。 登場人物の関係性については「これかな?いや、こっちだろうか」と悶々と推理しながら読んでいたけど、半分当たって半分外れた感じ。 ラストは怒涛の種明かし展開。 人がひとり死んでいるけれども、悲しいばかりじゃなく、ひとの心の礎になるような、そんな贈り物も残してくれる。父親は偉大だ。そうであってほしい。

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2014/10/28

2014/10/25図書館から借りてきた。 いつも言ってたように恨むことだけはするな。 それだけは、自分の心を低くするからやめろ。 生きるってことは前に進むことだ。恨みは前に進むエネルギーを奪う。やめとけ。 人生にはどんなことが起こるものなのか、いい参考になるかもしれない。手本で...

2014/10/25図書館から借りてきた。 いつも言ってたように恨むことだけはするな。 それだけは、自分の心を低くするからやめろ。 生きるってことは前に進むことだ。恨みは前に進むエネルギーを奪う。やめとけ。 人生にはどんなことが起こるものなのか、いい参考になるかもしれない。手本ではなく見本にな。 小説の最後は、ヤラレタっていう感じだ。

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2014/08/14

全員お母さんの違う異母兄弟の四人が、 お父さんがなくなったのをきっかけにお母さんを訪ねる旅に出るお話。 最後の最後に驚かされるのと同時にお父さんの偉大さに感服しました!

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2014/08/04

山・紫・水・明の兄妹は急に逝ってしまった父の事を離婚した母に知らせに行く。 ただ兄妹の母親は4人ともちがう。 一夏の旅により明らかになる家族の真実とは・・・・

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2014/07/28

兄弟たちがそれぞれの母親に会いに行く様子を読みながら、兄弟たちも感じる違和感に、何かあるんだろうなと読み進めていったけれど、想像以上の結果でした。伏線も回収されていて、タイトルの意味も納得しました。ナモナキラクエン、作るには生半可な気持ちではできないラクエンなのではないか、このラ...

兄弟たちがそれぞれの母親に会いに行く様子を読みながら、兄弟たちも感じる違和感に、何かあるんだろうなと読み進めていったけれど、想像以上の結果でした。伏線も回収されていて、タイトルの意味も納得しました。ナモナキラクエン、作るには生半可な気持ちではできないラクエンなのではないか、このラクエンを作ろうとした父、志郎は、風変りでもすごい人なのだと思った。 ただ、母親たちはなぜ、この家族の家に来たんだろう?そして、はるかはなぜ山の頭の上に凧を落としたんだろう。最後までわからなかった。 『東京バンドワゴン』と家族の会話や関係は似ていたかな。異母兄弟や近所のみんなの仲の良さがいいな。この作家さんの書かれる家族の様子は読んでいて仲間に入りたくなる。

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2014/07/22

流石小路さんという感じ。 兄弟4人の絆と、そして父の偉大さを感じる。 不思議な異母兄弟の家族だけど まっすぐ育ってきたのは、父がいてこそなんだろうな。 これからもみんなで楽園を築いていける そんな前向きな気持ちになる。

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2014/07/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

さいごに、何故弁護士の神崎さんが自分らの父親だと分かったのかがよくわからない。読み込みが足りないからかな…

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2014/06/26

仲のいい4人兄妹と父、母は4人とも違い、今はいない。それでも幸せだったのは父がいたから。では何故、父は4回も離婚し、それぞれの母は一度も会いに来ないのか・・・その辺の事情を想像しながら読んでいくと、最後に、そうだったのか~!と感動させてくれる。

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2016/05/29

山、紫、水、明(長男;サン、長女;ユカリ、次男;スイ、次女;メイ)と名付けられた4人の異母兄弟をめぐる物語。 最近の小路さんには失望させられることも多く、さらに角川文庫と言うこともあって、あまり期待せずに読んだのが良かったのかもしれません。なかなか興味深い話でした。 ちょっとした...

山、紫、水、明(長男;サン、長女;ユカリ、次男;スイ、次女;メイ)と名付けられた4人の異母兄弟をめぐる物語。 最近の小路さんには失望させられることも多く、さらに角川文庫と言うこともあって、あまり期待せずに読んだのが良かったのかもしれません。なかなか興味深い話でした。 ちょっとしたミステリー仕立てですが、兄弟の謎は結構早めに読み解けてしまいます。しかし、4人の兄弟やその恋人、保護者役になる父親の友人たちなど、その周りを彩る人達の優しさが心地良く。 気持ちよく読めました。

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