あたらしい働く理由をみつけよう の商品レビュー
「あーこういう系の本ねー」なんて思いながら借りてきた。読み出すとグイグイと惹き込まれてしまい、登場してる皆さんの人生のエピソードに触れ、自分の幸せとは何なのだろう、という問いが脳みそをぐるぐると駆け巡っている。 2014年に出版されてる本だから、答え合わせもできる。本の中に紹介さ...
「あーこういう系の本ねー」なんて思いながら借りてきた。読み出すとグイグイと惹き込まれてしまい、登場してる皆さんの人生のエピソードに触れ、自分の幸せとは何なのだろう、という問いが脳みそをぐるぐると駆け巡っている。 2014年に出版されてる本だから、答え合わせもできる。本の中に紹介されている人のサービスはもうやってなかった。そういうものだろう。万物は流転する。人の気持ちも移ろう。それでいい。絶対なんてない。 p86「人間は何のために働くのか」。労働報酬は安定的生活補償の糧ではあるが、それ以上は自己満足と挑戦への対価である。
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「何のために働くのか」、もちろんお金のためでもあるけれど、それだけじゃない。その、お金以外のそれぞれのサラリーにスポットを当てて紹介をした一冊。この職業はこんなサラリーがあるのか、とか自分の仕事でもこのサラリーは受け取ってるなとか、自分の今の仕事を捉え直すのにいい一冊かもしれませ...
「何のために働くのか」、もちろんお金のためでもあるけれど、それだけじゃない。その、お金以外のそれぞれのサラリーにスポットを当てて紹介をした一冊。この職業はこんなサラリーがあるのか、とか自分の仕事でもこのサラリーは受け取ってるなとか、自分の今の仕事を捉え直すのにいい一冊かもしれません。studio-Lの山崎さんも出てます。お金以外のサラリーが何かわかっている人は、考え方もブレないだろうし同じ職業内でも仕事の質は変わってくるんだろうなと思いました。
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インタビュアーの写真がすごくいいんだな イキイキしてるの、 で、思わず購入。 自分がはたらいてらとき どんな顔してるんだろ。 こんな風に働けたら幸せだ。
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salary(給料)=現在、世の中のほとんどの人々が働く対価としてもらっているもの。かつてはお金を稼いで、食べるモノや着るモノに困らない、幸せな家庭を築くことが働く理由だった。でも私たちの世代にとって「salary=お金」という響きは違和感がある。私たちにとって「salary」と...
salary(給料)=現在、世の中のほとんどの人々が働く対価としてもらっているもの。かつてはお金を稼いで、食べるモノや着るモノに困らない、幸せな家庭を築くことが働く理由だった。でも私たちの世代にとって「salary=お金」という響きは違和感がある。私たちにとって「salary」とは?私たちは何のために働くのだろう?36人の働く人々に問いかけてみた。“What is your salary?” この本を手に取ったのは「働く目的は、お金を稼ぐこと以外にもあるはず」という漠然とした私の思いにヒントを与えてくれそうだと感じたから。36人、職業も年齢も、働く理由も異なる。しかし共通しているのは、写真に写る表情が、まぶしいくらいにきらきら輝く笑顔だということである。 心に響いた言葉を残しておく。 生命保険営業5年目「この仕事に出会うまで、前職の頃、私は新規事業の営業を担当していました。しかし、そのサービスがお客様に対して価値あることなのかと聞かれると、胸を張って「YES」とは言えませんでした。事業も赤字。それでも決まって毎月のお給料が当たり前のように入ってくることに、自分への対価ではないように感じました。世の中への貢献があってこそ報酬はあるはずだと。自分の価値はいくらなのか?世の中に貢献していなければ報酬はいらない。「お客様の役に立てる」と堂々と思える仕事で、それを計りたい。そして、その中で一番を目指したい、そんな想いが形となった素晴らしい仕事に私は出会いました。」 靴磨き職人3年目「靴を磨くことがお金になるってすごいことだと思います。自分でできてしまうものだから。だからこそ、他の人にはできないところまで綺麗にできる技術を持たないといけない。自分の価値をつくらないといけない。2,100円というお金は、そうして得られる信頼が形になったものなのです。これからも自分を磨き、多くの方から信頼をいただきながら、お客様の自分磨きのお手伝いをしたいと思っています。」 銀座のママ18年目「仕事とは、最初はお金を稼ぐ手段です。しかし、職を極めた後に見えてくるのは、出会った仕事への使命です。すべての欲を満たした後、自分が得たものをどう還元するか。次に何にトライするのか。そこまでいってこそ本当の「仕事」だと思うのです。」 私だけの働く理由を、いつか見つけたい。
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