はじめての数論 原著第3版 の商品レビュー

ジョセフ・H.シルヴァーマン(著者),鈴木治郎(訳者)

2022/07/06

【琉球大学附属図書館OPACリンク】
https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB15536832

2021/04/21

ー主な話題
・ピタゴラス数
・合同式
・素数の判定法
・平方剰余
・ペル方程式
・楕円曲線

本書で要求される事前知識は高校数学までで，ピタゴラス数に始まり暗号理論の背景である楕円曲線まで一気に解説される。本格的に数論を学ぶための準備として使えると思う。

2020/09/09

テンポが良い。議論が堅牢。扱っている範囲が広い。より発展的な話題への架け橋が豊富。はじめての本格的な数論専門書として最適。

2017/04/25

全体が48章に分かれているので１章単位で読み切ることができる。平明な書き出しから高度な内容にいつのまにか変わっていく。数論のワクワク感を味わえる。最後はワイルズによるフェルマーの定理の証明の道筋までたどり着くことができた。