1,800円以上の注文で送料無料

評伝 紫式部 の商品レビュー

0

1件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2019/05/30

目次 凡例 序章 過渡期を生きる人々   紫式部という人   紫式部の清少納言評   枕草子の性格   現世と彼岸のはざま   「身」と「心」の葛藤   心に従わぬ身を嘆く人々   浮遊する生という感覚 第一章 紫式部の家系と家族  一 紫式部の家系   曾祖父兼輔の堤邸と中...

目次 凡例 序章 過渡期を生きる人々   紫式部という人   紫式部の清少納言評   枕草子の性格   現世と彼岸のはざま   「身」と「心」の葛藤   心に従わぬ身を嘆く人々   浮遊する生という感覚 第一章 紫式部の家系と家族  一 紫式部の家系   曾祖父兼輔の堤邸と中川   祖父雅正と伯父為頼・為長   外祖父藤原為信   父為時の文章生時代   冷泉・円融朝の為時   花山朝の新政   一条朝の為時   紫式部の母と兄惟規   紫式部の弟惟通・定暹   紫式部の姉妹  二 紫式部の生い立ち   紫式部の出生年次   紫式部の娘時代   紫式部の箏の琴   方違(かたたがえ)に来た男   藤原宣孝の求婚   紫式部の越前下向   越前国府での生活   藤原宣孝との贈答歌   宣孝との短い結婚生活   夫婦・男女の愛情   夫宣孝の死と寡婦生活   源氏物語の流布と享受 第二章 紫式部の女房生活   中宮への出仕年次   新参女房の生活   紫式部という女房名   宮廷の源氏物語と中宮の冊子作り   左衛門内侍と日本紀の御局   一条院内裏の紫式部の局   土御門殿の紫式部の局   女房たちの局の生活 第三章 平安中期の女官・女房の制度   一 一条朝ごろの内裏女房と女官   一条朝の内裏女房の員数   藤三位繁子   一条帝の乳母と典侍(ないしのすけ)   前掌侍・掌侍   馬内侍と中宮内侍   命婦・女蔵人・今良   女史(にょし)命婦・得選・上刀自(うえとじ)  二 中宮藤原彰子の女房と紫式部の身分   彰子の女房たちの序列   中宮彰子の女房の人数   中宮女房の職制   紫式部の身分・職階   中宮の御匣殿・宣旨   中宮の内侍   中宮彰子の宮の内侍 第四章 紫式部の同僚女房たちとの生活  一 紫式部の同僚たち   大納言の君   小少将の身の上   式部のおもと   宰相の君   弁の内侍   弁の乳母   馬の中将   和泉式部   赤染衛門  二 女房たちの日常生活   女たちの物語耽読   身の程の嘆き   男に顔をさらす女房   女房の意地悪さ   紫式部の軽薄さ   紫式部と道長   女房仲間とのつきあい   中宮彰子と紫式部   中宮に新楽府を進講 第五章 現世出離の希いと世俗執着   思ひかけたりし心、現世執着   出家をためらう心   紫式部日記の成立時期   消息文の問題   紫式部日記と栄花物語   紫式部日記の成立 第六章 晩年の紫式部  一 三条朝における紫式部   一条天皇の崩御   中宮彰子の成熟   紫式部、中宮に従い枇杷殿に移る   ●子立后と顕信の出家(●は女へんに成)   皇太后の女房として   紫式部と藤原実資   彰子「無月無花」の生活を希う   その後の紫式部の消息   紫式部と伊勢大輔   父為時の出家   紫式部、長和三年没説   娘大弐三位賢子のこと 第七章 紫式部の出家志向と浄土信仰   出家・遁世の困難さ   道長の病悩と出家志向   紫式部の浄土信仰/紫式部の晩年の心境 注 人名索引/事項索引/あとがき

Posted byブクログ