フィンランド・森の精霊と旅をする の商品レビュー
大工の友だちから勧められて読みました。 あいちゃんは妖精だけど人間の世界もちゃんと知ってるよねって言葉をもらった。なんか、上手く、言えないけど嬉しかった(*´︶`*) ノンフィクションなのに、ファタジーな感じ。旅行やキャンプのお供に。
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フィンランド・森の精霊と旅をする - Tree People (トゥリー・ピープル) 4月のN響定期コンサートで、ヤルヴィ指揮のシベリウスの2番を聞きました。 ⇒ URLはこちら https://blog.goo.ne.jp/pasobo-arekore2005/e/c08...
フィンランド・森の精霊と旅をする - Tree People (トゥリー・ピープル) 4月のN響定期コンサートで、ヤルヴィ指揮のシベリウスの2番を聞きました。 ⇒ URLはこちら https://blog.goo.ne.jp/pasobo-arekore2005/e/c08eeebc45e3ad201455a259f70b842f 『2014/4/19 「4月N響定期、ヤルヴィ得意の北欧音楽」』 〜 Myブログ「パそぼのあれこれフリーク:Part2」 フィンランドってどんなところ? 「フィンランド・森の精霊と旅をする」は、「もっとも美しい本賞を受賞」なんて肩書だけど、イマイチでした。 おしゃれな雰囲気ではあるけれど、写真もそれほど魅力的じゃないし文章も読む気を起こさない・・・。 ちょっと残念でした。 2014/04/30 予約 5/6 借りる。5/11 読み始め、ざっと目をとおす。 内容と著者は 内容 : ふたりの女性写真家がフィンランド各地に残る古い木とその歴史を訪ねる。 15年にわたる長い道行きをへて彼女たちがファインダーの向こうに捉えたものは…。 木々に刻まれた記憶を掘り起こすTREE PEOPLEの旅の記録。 もっとも美しい本賞を受賞 著者 :リトヴァ・コヴァライネン Kovalainen,Ritva ヘルシンキ美術デザイン大学修士課程修了。Tree Peopleプロジェクトを行う。 著者 :サンニ・セッポ Seppo,Sanni ヘルシンキ美術デザイン大学修士課程修了。Tree Peopleプロジェクトを行う。
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フィンランドの木や森と人との深く美しい関係性を体感させてくれる一冊 日本人も自然を崇め畏れ愛する民族…、なぜ日本で北欧のものが好まれるのかわかる気がする
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20140623読了。 自然に対する畏怖と敬意を存分に感じられる本。 巨木を見ると神を感じるが、それと近い感覚の分身の木。 思い出の木に生没年を刻み、そして、ゆっくりとその木に覆い尽くされていく『キルシッコ』の風習。 デザインの国、高福祉の国として有名なフィンランドだが、自然とと...
20140623読了。 自然に対する畏怖と敬意を存分に感じられる本。 巨木を見ると神を感じるが、それと近い感覚の分身の木。 思い出の木に生没年を刻み、そして、ゆっくりとその木に覆い尽くされていく『キルシッコ』の風習。 デザインの国、高福祉の国として有名なフィンランドだが、自然とともに生きることが一番底にあった。
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美しい本だし、興味深い本だった。 この手の写真を中心にした本はあまり好まないのだけど、この本は手放しに称賛したい。様々な伝承と、人々の声が長い時間をかけて渉猟され、記録されている。 カルシッコという、木に没年とイニシャルを刻む風習も興味深かったが、個人的には熊と少女の写真に...
美しい本だし、興味深い本だった。 この手の写真を中心にした本はあまり好まないのだけど、この本は手放しに称賛したい。様々な伝承と、人々の声が長い時間をかけて渉猟され、記録されている。 カルシッコという、木に没年とイニシャルを刻む風習も興味深かったが、個人的には熊と少女の写真に独特の美を感じた。自然と人の、驚くほどの近さを目の当たりにした思いだ。 良書である。図書館で借りた本だが、改めて購入したい。
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「フィンランド」タグで見つけたこの本。 熊と抱き合う女性の表紙が印象深い。(彼の国には、熊と結婚する人間の女性の神話があるそうだ) フィンランドといえば、森と湖の国。最近では、知名度も上がったようで、日本から一番近いEUの国、という肩書もできた。 日本でも「ご神木」と呼び、敬う...
「フィンランド」タグで見つけたこの本。 熊と抱き合う女性の表紙が印象深い。(彼の国には、熊と結婚する人間の女性の神話があるそうだ) フィンランドといえば、森と湖の国。最近では、知名度も上がったようで、日本から一番近いEUの国、という肩書もできた。 日本でも「ご神木」と呼び、敬う対象の樹がある。 フィンランドにも似たような風習が息づいているそうだ。 異文化との交わりのさなかに、数は減ったそうだが、 各家庭に「守護の木」、個々人に「分身の木」があった時代もあるという。 その家で人が亡くなると、庭に生えている守護の木(おもに松)の表皮を削り、故人のイニシャルと没年月日を刻みこむ風習。 年月を経て、松脂が徐々に傷を埋めるように削られた表皮を覆いはじめ、刻まれた日付とイニシャルがいつの日か飲みこまれる様は、自然へ還っていく象徴のようで、厳かな気持ちになった。 話は変わるけれど、この本に添付されていた読者カードで、フィンランドで最も人気のあるアカペラグループ、Rajatonのことを知った。 動画サイトで観てみたが、ああ、確かに森のひっそりとした雰囲気に良く映える歌声。 この本を読みながら聴いていると、緑の中に吸い込まれて浄化されるようだった。
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美しくも幻想的な風景がつづく。木々の写真がすき。緑の草や苔が地面を覆い、巨大な木が聳えている。森の中は暗く、冷たい空気が感じられる。ここでは人間も熊も妖精もみな同じ。木々も呼吸している。見入ってしまいます。熊と少女の結婚で祖先は生まれた・・・フィンランドの人々にとって森はとても大...
美しくも幻想的な風景がつづく。木々の写真がすき。緑の草や苔が地面を覆い、巨大な木が聳えている。森の中は暗く、冷たい空気が感じられる。ここでは人間も熊も妖精もみな同じ。木々も呼吸している。見入ってしまいます。熊と少女の結婚で祖先は生まれた・・・フィンランドの人々にとって森はとても大事なものなのですね。自然を大事にするこころ、木々や動物はものではなくて人間と同等、いやそれ以上のものかも知れません。とにかく美しいです。
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森と湖の国フィンランドで〝もっとも美しい本〟賞に選ばれた本です。 2人の女性写真家が、15年の歳月をかけて、フィンランド各地の森を訪ねて、森と人との関係を幻想的な写真におさめました。古くから語り継がれてきた神話や詩も、人と自然の関わりを美しく物語っています。 自然を敬い畏れる心が...
森と湖の国フィンランドで〝もっとも美しい本〟賞に選ばれた本です。 2人の女性写真家が、15年の歳月をかけて、フィンランド各地の森を訪ねて、森と人との関係を幻想的な写真におさめました。古くから語り継がれてきた神話や詩も、人と自然の関わりを美しく物語っています。 自然を敬い畏れる心が、文明や経済の名のもとに失われていくのは、遠い祖先から受け継がれてきたはずの文化や精神を否定するようで、とても悲しいことですネ。
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二人の女性写真家が フィンランド各地の聖なる木を尋ね、 15年にも及ぶ取材期間を経て作られた フィンランドで 『最も美しい本』賞に輝いた 写真集の日本語版。 ページをめくると 幻想的な木や森に 吸い込まれそうになる。 本当にため息が出るほど、 息を呑むほどに美しい写真集で...
二人の女性写真家が フィンランド各地の聖なる木を尋ね、 15年にも及ぶ取材期間を経て作られた フィンランドで 『最も美しい本』賞に輝いた 写真集の日本語版。 ページをめくると 幻想的な木や森に 吸い込まれそうになる。 本当にため息が出るほど、 息を呑むほどに美しい写真集です。 木や森に対する フィンランド人の考え方や 自然観、 そして 自然と人間の繋がりの深さを教えてくれる。 自分がフィンランドに興味を持ったのは、 大好きな映画 『かもめ食堂』でした。 綺麗な町並みや 神秘的な森の風景。 白夜とオーロラと 湖とムーミンの国。 いにしえのものに対する 尊敬と畏怖、 精神を高く持ち、 繊細な美しさを愛し 自然と調和して生きることなど、 日本人とフィンランド人は 自然に対する捉え方、 考え方は かなり似ているように思います。 中でも興味深かったのは 子供が生まれると、 分身の木というものを植えて その成長を代々見守っていく風習や、 カルシッコと呼ばれる 死者のイニシャルや 生没年を 木の幹に刻む儀式の話。 それは年月と共に 死者の魂も 自然(森)に還っていく(還りたい)という 祈りにも似たものなのかもしれない。 森の精霊たちの声に 耳をすませてみませんか? 人間は支配者なんかではなく、 自然の一部なんだと 改めて思い知らされる一冊です。
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文教大学広告企画制作サークルの発行誌 『FOGPARTY』Vol.6 において、「本~めくり、ひろがる、せかい」の特集に応じ、学生の皆さんから選ばれ紙面にて取り上げられた図書です。 企画コーナー「FOGPARTY Vol.6 掲載図書」(2Fカウンター前)にて展示中です。どうぞ...
文教大学広告企画制作サークルの発行誌 『FOGPARTY』Vol.6 において、「本~めくり、ひろがる、せかい」の特集に応じ、学生の皆さんから選ばれ紙面にて取り上げられた図書です。 企画コーナー「FOGPARTY Vol.6 掲載図書」(2Fカウンター前)にて展示中です。どうぞご覧下さい。 展示期間中の貸出利用は本学在学生および教職員に限られます。【展示期間:2012/1/10-3/19まで】 湘南OPAC : http://sopac.lib.bunkyo.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1608526
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