隠れ念仏と隠し念仏 の商品レビュー
個人的メモ。 少し前に読んだ「島田清次郎」に出てきていた暁烏敏がこの本では宮沢賢治に関係してほんのわずかだが書かれていた。
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「隠された日本」シリーズ第2弾。 九州の地で一向宗弾圧の中密かに受け継がれていた隠れ念仏と、東北の地に根差した結果一向宗の本流からも異端視され、その存在を隠し続けた隠し念仏について取り上げている。 現代日本での宗教というとほぼ習俗と化したものか、胡散臭いカルト的なものがイメージと...
「隠された日本」シリーズ第2弾。 九州の地で一向宗弾圧の中密かに受け継がれていた隠れ念仏と、東北の地に根差した結果一向宗の本流からも異端視され、その存在を隠し続けた隠し念仏について取り上げている。 現代日本での宗教というとほぼ習俗と化したものか、胡散臭いカルト的なものがイメージとして浮かんでしまう。弾圧にさらされながらもその信仰を守り続け、受け継ぎ続けるというのはどんな気持ちなのか想像もつかない。私自身には明確な宗教心というものは無いが、古くから土地と生活に根差し、名もなき人々の精神的な支柱であり続ける信仰には厳粛な気持ちになるなにかを感じる。
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