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エリートたちの読書会 の商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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2024/06/19
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日本アスペン研究所テキスト 1.世界と日本 ケナン 二十世紀を生きて 同文書院 だこ書庫311.1KE46 岡倉天心 東洋の思想 講談社学術文庫 朝河貫一 日本の禍機 講談社学術文庫 和辻哲郎 鎖国 岩波文庫 あだ書庫2906、2910 坂口安吾 日本文化私観 河出文庫 ハヴェル ポストモダンの世界における自己超越の探求 講演の原稿 2.自然・生命 ダーウィン 種の起源 岩波文庫 ミシュレ 山 藤原書店 け ユクスキュル 生物から見た世界 新思索社 ゲーテ 科学方法論、形態学序説 潮出版 ゲーテ全集14巻 し カーソン 沈黙の春 新潮社 パウロⅡ 進化に関する教書 講演 ハイゼンベルク 部分と全体 みすず書房 3.認識 大森荘蔵 論理的ということ(『流れとよどみ』所収 産業図書 だ104O63 、岩波書店 大森荘蔵著作集第5巻 けだ書庫108O63.5) ベーコン 学問の促進 河出書房版「世界の大思想」 ヴィーコ 学問の方法 岩波文庫 プラトン ソクラテスの弁明 岩波文庫 デカルト 方法序説 岩波文庫 ヴァスバンドゥ 唯識十二論「世界の名著」所収 4.美と信 芭蕉 おくのほそ道(岩波書店版「日本古典文学体系」所収) ダンテ 神曲 野上素一訳 筑摩書房 聖書 創世記 岩波文庫  マタイによる福音書 第5章、第6章  ヨハネによる福音書 第8章 道元 正法眼蔵 岩波文庫、現代訳 正法眼蔵 理想社 ルーミー ルーミー語録 岩波書店 カント 永遠の平和のために 岩波文庫 アウグスティヌス 告白 中央公論社版「世界の名著」所収 5.ヒューマニティ 福沢諭吉 学問のすすめ 岩波文庫 モンテーニュ エセー 中央公論社版「世界の名著」所収 古事記 岩波文庫 孔子 論語 岩波文庫 海保青陵 稽古談 岩波書店版「日本思想体系」所収 山川菊栄 母性保護と経済的独立(『婦人公論』1918年9月号) アリストテレス ニコマコス倫理学 岩波文庫 キケロ 友情について 岩波文庫 6.デモクラシー ロック 市民政府論 岩波文庫 アメリカ独立宣言 『アメリカ学入門』南雲堂所収 トクヴィル アメリカにおけるデモクラシー 研究社 or 岩波文庫 リップマン 世論 岩波文庫 だ書庫3177、3205こ 吉野作造 吉野作造評論集 岩波文庫 石橋湛山 石橋湛山 岩波文庫 (名著逍遥) おくのほそ道 奥の細道ノート萩原、岩波文庫 平家物語 日本古典文学体系 平家物語 岩波書店  平家の音楽 第一書房  平家物語大事典 東京書籍 自然学 アリストテレス全集3 善なるもの一なるもの プロティノス 岩波文庫  プロティノス全集 中央公論社  プロティノス「美について」 講談社学術文庫 アメリカのデモクラシー トクヴィル  トクヴィルとアメリカへ 阿川  トクヴィル 平等と不平等の理論家 宇野 部分と全体  ハイゼンベルク 村上陽一郎 講談社学術文庫  数理科学 2012年9月号特集「ハイゼンベルク」

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2023/11/11

古典に学び議論するアメリカ発祥のアスペンセミナーの題材となる作品を元に、その背景を含めて、深く読み解く本。古典読解は、人類普遍のテーマを扱っているから血となり肉となるといった印象をもっているが、現代社会が伝統宗教や哲学から遠いところにある日本の環境にあっては、古典の時代背景が正し...

古典に学び議論するアメリカ発祥のアスペンセミナーの題材となる作品を元に、その背景を含めて、深く読み解く本。古典読解は、人類普遍のテーマを扱っているから血となり肉となるといった印象をもっているが、現代社会が伝統宗教や哲学から遠いところにある日本の環境にあっては、古典の時代背景が正しい判断を導くかどうか、心許ない。

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2017/01/23
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本書で書かれている中では、まず、12世紀ルネサンスと14世紀ルネサンスとを意識すべし。それから、米国民主主義に目を向けたい。

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2015/03/08

本の読み方についての本である。 日本の古典から最新の物理学まで、幅広い分野の本を選んで、著者が本をどのように読んでいるか、その連想や着想が述べられている。 同時代的な知識の体系をもとに本を読み解いていっており、知識の体系を構成することに対する真摯な姿勢が伝わってくる。

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2014/10/28

題名とは無関係のブックガイド。グレートブックスというらしいが、古典の解説をしているだけ。しかも脱線が多く本の内容のみならず、作者の伝記的なものまで書かれており冗長で読みにくい。P38-41にある日本のアスペン研究所とやらの、企業人の集まりによってリスト化された100冊の中から興味...

題名とは無関係のブックガイド。グレートブックスというらしいが、古典の解説をしているだけ。しかも脱線が多く本の内容のみならず、作者の伝記的なものまで書かれており冗長で読みにくい。P38-41にある日本のアスペン研究所とやらの、企業人の集まりによってリスト化された100冊の中から興味があるものを読めばいいだけのような。 <グレートブックス関連サイト> http://www.klnet.pref.kanagawa.jp/denshi/g_books/g_books.htm

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2018/02/25

「古典を読もう!」ということを発表することになっていたので、村上先生の新刊を購入して読みました。ところが、ここに紹介されている本はちょっと違うのです。まあ、聖書とか古事記とかは別格として、知らない本が結構多い。唯一きちんと(高校生のとき読んで以来なので、ほとんど内容は覚えていませ...

「古典を読もう!」ということを発表することになっていたので、村上先生の新刊を購入して読みました。ところが、ここに紹介されている本はちょっと違うのです。まあ、聖書とか古事記とかは別格として、知らない本が結構多い。唯一きちんと(高校生のとき読んで以来なので、ほとんど内容は覚えていませんが)読んだのは「部分と全体」(ハイゼンベルグ著)だけでした。逆に、この本がリストの中に入っているというのも不思議な感じですが。「沈黙の春」はこの夏に絶対読みます。最近、やっと古本で手に入れたので。さてここで紹介されている本は、アスペン・セミナーというものに集まったエリートたちが、じっくりと時間をかけて向かい合うものだそうです。私などはとても中には入れてもらえなさそうな雰囲気が漂っています。私の持つ村上先生のイメージはこういう会にぴったり合っています。ちょっとはお近づきになりたい気もしますが、まあ、最近あちこちではやっている、~~カフェなんかに参加できればいいほうかなあ。ビブリオバトルももっとやってみたいなあ。ハイゼンベルグは読み直さないといけないなあ。本棚の肥やしになっているみすずの本もいつかは手にしないと・・・

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2014/08/11

あらやだなんだか気恥ずかしくなるタイトルですね。「リベラル」と「エリート」安易に使ってしまいがちだけれど、日本語のカタカタと本来の英語の意味合いの大きなズレは特に気になる。果たして日本にこれらは存在するのか? それはさておきこの本のタイトルをみたとき『ハーバードなんとか宴会術』み...

あらやだなんだか気恥ずかしくなるタイトルですね。「リベラル」と「エリート」安易に使ってしまいがちだけれど、日本語のカタカタと本来の英語の意味合いの大きなズレは特に気になる。果たして日本にこれらは存在するのか? それはさておきこの本のタイトルをみたとき『ハーバードなんとか宴会術』みたいなネーミングだなと感じましたが、知らずに読むと痛い目みますよ。お気楽な教養セミナーと思ったら大学の講義が始まったような気分になることうけあい。ちなみに読書会のやり方とか全くかいておりません。選ばれし人よ、世の中で人の上に立つ人材であるならば古典を(読むだけじゃなくて)深く理解しておくことが必要でありますよという趣旨で、大企業の経営者向けの読書会を開催している人らしいのですけれども、内容が専門的でこれ面白がれるには本当にかなりの教養が必要なのかもしれん。能で演じられる平家物語の話が、けっこう長い。

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2014/06/02

読書仲間の知人さんにお借りした一冊。 その方曰く「眠くなった」とのことでしたが、、ふむ。 いわゆる古今東西の“古典”を読むことと、 それに対する“自分なりの解釈”をつくり、語り合うこと、 そのことの“大事さ、面白さ”が述べられています。 「教養とは価値観の多様性を認識するこ...

読書仲間の知人さんにお借りした一冊。 その方曰く「眠くなった」とのことでしたが、、ふむ。 いわゆる古今東西の“古典”を読むことと、 それに対する“自分なりの解釈”をつくり、語り合うこと、 そのことの“大事さ、面白さ”が述べられています。 「教養とは価値観の多様性を認識すること」と感じていますが、 そういった意味でも、スルッと落ちてきた内容でした。 で、実際に著者である村上さん自身も、 ご自分の解釈を例題的にまとめられています。 その素材は『おくのほそ道』『平家物語』『自然学』、 『善なるもの一なるもの』『アメリカのデモクラシー』『部分と全体』の6冊。 それぞれに村上さんなりの「解釈」がちりばめられていますが、、 こちらは合う合わないがあるかと思います、、私は合いませんでした(汗 そういった意味で“眠くなった”というのが、ふむふむと。 古典を読むこと、そしてそれをネタに“対話すること”の意義、 そんなことを考えさせてくれる一冊でした。 “読書会”のかたちは様々にありますが、共通する効用は、 自分とは異なる、個人的な価値観を共有することと、 そして、他者の価値観に飲み込まれないようにする、 自分自身の“軸”を確立すること、でしょうか。 そんな“場”を提供していけるようにしたいなと、あらためて。

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