矜持 の商品レビュー
テーマは「矜持」 父子の物語 3つの話で構成されている。 一つ目は菖蒲の開発に人生を賭けた父と事情があって刺客にならざるを得なかった息子の悲しい話。 二つ目は蔵人介が捨て子を拾うところから始まる。血がつながらない父子の物語。 最後が蔵人介と鐵太郎の話。 悪い奴らに痛め...
テーマは「矜持」 父子の物語 3つの話で構成されている。 一つ目は菖蒲の開発に人生を賭けた父と事情があって刺客にならざるを得なかった息子の悲しい話。 二つ目は蔵人介が捨て子を拾うところから始まる。血がつながらない父子の物語。 最後が蔵人介と鐵太郎の話。 悪い奴らに痛めつけられる弱者。悪者を成敗する蔵人介といういつもの構図だが、父子の物語だっただけに心に染み渡る名作ばかりだった。
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この本の締めくくり『算額の誓い』は、蔵人介の息子鐵太郞が主人公。 武芸に秀でた家庭にありながら、いまひとつの息子がいじめにあっている話も、良い子なだけにかわいそう。 でも、”師匠”と呼びたくなる人との出会いもつかの間。 理不尽なことに、毅然と戦う根性はさすが矢背家。 子供たち...
この本の締めくくり『算額の誓い』は、蔵人介の息子鐵太郞が主人公。 武芸に秀でた家庭にありながら、いまひとつの息子がいじめにあっている話も、良い子なだけにかわいそう。 でも、”師匠”と呼びたくなる人との出会いもつかの間。 理不尽なことに、毅然と戦う根性はさすが矢背家。 子供たちの思いや、親の思い。 子供同士の人間関係。 数回は涙が出る箇所ありでした。 厳しい家庭でありながらも、愛情を注がれて育つと子供はこうなるのかと思ったりましました。
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久しぶりに鬼役を読んだ。 今回のサブタイトルは矜持。 何時になく、善人が殺された感がある。 最後に矜持がわかった。
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寸志御家人と言う言葉を初めて知った。 肥後の花菖蒲から、金で侍の身分を刈った百姓が、本来の御家人から、陰口をたたかれ、袋叩きにさえると、、、 鐵太郎のいじめの話の伏線でもあるが、菊池平左衛門が、矜持の為と新種を分けてもらった返礼に、外不出の培養法を菖翁へと、首をかけて送った。 そ...
寸志御家人と言う言葉を初めて知った。 肥後の花菖蒲から、金で侍の身分を刈った百姓が、本来の御家人から、陰口をたたかれ、袋叩きにさえると、、、 鐵太郎のいじめの話の伏線でもあるが、菊池平左衛門が、矜持の為と新種を分けてもらった返礼に、外不出の培養法を菖翁へと、首をかけて送った。 そして、最後の兵庫の死は、無残である。 いつも 鋭さを保つ、蔵人介が、赤子を拾ってしまう。 さてさて、志乃も幸恵もその赤子の虜に、、、 しかし、拾った場所の念珠屋の主人は、隠居金の事を、捨て子だった息子に打ち明けてから、そのお金を、他の者たちから狙われて、殺されてしまう。 人の良い物が殺されていく事に、かなしくなる、 そして、鐵太郎が、イジメられて落ち込んだ時に、精神的気持ちを落ち着かせてくれた葛巻隼人も、罪をきせられ、非業の死で、自らを断つ。 蔵人介が、幾ら、仇を討つにしても、余りに、良い人を死へを描くことに、少し気持ちがへこむ。 最後、鐵太郎が、自分をイジメた押尾琢磨に、見捨てぬと、言い放つのだが、、、 いい話で、終わるのだが、葛巻隼人が、軽くあしらわれているように感じてしまった。
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将軍の毒味役で実は凄腕の剣客である主人公が影の密命で悪を斬る、というこのシリーズ。 主人公は居合の達人なのに、家では〜この家系がまたちょっとわけありという設定〜婿養子であって薙刀の達人である義母に頭が上がらないというどこかで見たような設定^^ まるで漫画だけども...そういうエン...
将軍の毒味役で実は凄腕の剣客である主人公が影の密命で悪を斬る、というこのシリーズ。 主人公は居合の達人なのに、家では〜この家系がまたちょっとわけありという設定〜婿養子であって薙刀の達人である義母に頭が上がらないというどこかで見たような設定^^ まるで漫画だけども...そういうエンターテイメントに徹しているところと、敵役を固定していないところが長続きの秘訣かと。
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お父さんとしての矢背蔵人介が見えた今回の鬼役11巻。 赤子を拾って来てしまった話から、売り飛ばし金にする輩。 久々奥さんの幸恵さんの弓にも触れることができて満足。 巻が進むたび、面白くなってくるけど今回はラスト泣きそうなくらいよかった。 虐められている鐡太郎の恩師が殺され、仇討ち...
お父さんとしての矢背蔵人介が見えた今回の鬼役11巻。 赤子を拾って来てしまった話から、売り飛ばし金にする輩。 久々奥さんの幸恵さんの弓にも触れることができて満足。 巻が進むたび、面白くなってくるけど今回はラスト泣きそうなくらいよかった。 虐められている鐡太郎の恩師が殺され、仇討ちに行く姿。 子どもから大人になったと言っていいだろう。 正に鬼の子。だなぁと。 「なぜ命を捨ててまで無謀なことをやろうとしたのか?」 「それは鬼役の子としての矜持だ」 って。 しびれた。
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