泥酔ジャーナル(2) の商品レビュー

百々和宏(著者)

2014/08/19

MO'SOME TONEBENDERというバンドを知ったきっかけがDUM DUM PARTYという曲だったのでこんなバンドのボーカルをやっている人は絶対変わった人格の持ち主なはず！と勝手に思っていたんですが、本を読み始めてイメージはすぐに変わりました。こんなにユーモアあふれる文章を書く人とは思いもよりませんでした。マニアックな小ネタや酒飲みならすごく共感できるエピソードの数々に終始ニヤニヤしながら読んでました。お店リストが全国津々浦々のお安い立ち呑み中心なのもよい。とにかく読み出すと自分も飲みに行きたくなる（笑）。一家に一冊は置いておきたい本です。
ちなみに装丁はCentral 67の木村さん。CDだけでなく本のデザインにも携わっているんですね。