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ウイスキー・ボーイ の商品レビュー

3.4

20件のお客様レビュー

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2024/05/21

ビアボーイに続く第二弾の作品で、今回は本社の宣伝部を舞台にして、ウイスキーをこの世に送り込む物語。ストーリーやテンポは前回に似てなかなかのものでした。ただ、ほんの少しだけ・・・

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2024/04/27

するする読んでしまいました。 組織、個人の軋轢。 誰しもある事だからこそ共感してしまいました。 我が腹は突き通す。 難しいよなぁ。

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2021/08/04

ビア・ボーイの続編。今回はウイスキー。会社の不正を暴いても、ウイスキーの売り上げを伸ばすことはできなかった。読んでいると、ストレートで一杯やりたくなる。

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2019/05/06

前作『ビールボーイ』に次ぐシリーズ二作目。 前作は、社内政治、営業マンとしての成長が重きを置いていたが、本作は、ウイスキーそのものにフォーカス。製造過程から、その哲学が非常に巧みに描かれる。また、宣伝マンとして、企業サラリーマンとしての広告づくり、フリーとしてのまたそれ。 個...

前作『ビールボーイ』に次ぐシリーズ二作目。 前作は、社内政治、営業マンとしての成長が重きを置いていたが、本作は、ウイスキーそのものにフォーカス。製造過程から、その哲学が非常に巧みに描かれる。また、宣伝マンとして、企業サラリーマンとしての広告づくり、フリーとしてのまたそれ。 個人的にあまり深く知らない世界を覗くという意味では、中々興味深い内容でした。時代設定が、昭和から平成にかけてのバブル期に陰りがさした頃だから、今とは違うのだろうが。 しばらく、洋酒からは離れていたが、久々に洋酒を飲みたくさせる表現が溢れていました。 杜氏、ブレンダー。良いキャラ醸し出してました。

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2019/03/17

「ビア・ボーイ」の続編と言える、著者による1990年代前半のウイスキー業界・メーカーに関する小説。世に出たのは2014年なので最近のジャパニーズ・ウイスキーブームの要素を取り入れており、興味深く読むことができた。サントリー・ニッカウヰスキーが社名を変えて登場しているのは分かるが、...

「ビア・ボーイ」の続編と言える、著者による1990年代前半のウイスキー業界・メーカーに関する小説。世に出たのは2014年なので最近のジャパニーズ・ウイスキーブームの要素を取り入れており、興味深く読むことができた。サントリー・ニッカウヰスキーが社名を変えて登場しているのは分かるが、あのウイスキーは角瓶なのかダルマなのか。ダルマなら私にも同じ体験がある。 小説なのだが、主人公の芝居がかったところと、主人公の妻の闘病の必要性が、読後引っかかった。

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2018/10/09

前作ビアボーイのような爽快感を求めて続編である今作を読んだ。しかし、軸を置いてるのが「営業を通した成長」から「社内政治」に変わってて、主人公が社内政治に勤しむ上司や同僚に不信感を抱く描写が多くてあまり爽快感はなかった。

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2018/09/30

「ビア・ボーイ」に続く、お酒の会社で働く上杉君の奮闘記。 広島の営業から、本社の宣伝部に異動となったが、なかなか上手くいくことばかりじゃない。 上や横との軋轢、社内のゴタゴタ… でも、めげなかった! そして、ウイスキーの描写がまた上手い! 普段飲まないけど、飲みたくなる。 お仕事...

「ビア・ボーイ」に続く、お酒の会社で働く上杉君の奮闘記。 広島の営業から、本社の宣伝部に異動となったが、なかなか上手くいくことばかりじゃない。 上や横との軋轢、社内のゴタゴタ… でも、めげなかった! そして、ウイスキーの描写がまた上手い! 普段飲まないけど、飲みたくなる。 お仕事小説としてもお酒の小説としても、面白い! 2018.9.30

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2017/04/19

ビアボーイもウイスキーボーイも最近の話ではなくて30年以上前。なんか馴染めそうで馴染めない。 アトピーの話は必要だったのかな?なくてもサッサのスパっと言うとこは変わらないと思うしステロイド云々はウイスキーの話に合わないと思った。

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2016/09/23

ビア・ボーイはすでに読破済み。ビア・ボーイの方がスッキリしました(笑)本作は最初から主人公がデキる男感が出過ぎていた気が…(ビア・ボーイは最初はどうしようもない営業マンだったはず…)それでも組織と戦う主人公はやはりかっこよかった。流氷ウイスキー飲んでみたいなぁ…

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2016/03/24

ビア・ボーイの続編 営業から宣伝に戻ってきてからのお話し うーん、面白いんだけど、何だか釈然としないなぁ 上杉くんは自分のエゴを出しすぎなんじゃなかろうか 自分もクライアント病になっているのに自覚なしで、自分より症状の重い人を軽蔑する 自分勝手な正義感で会社の不利益な記事を広...

ビア・ボーイの続編 営業から宣伝に戻ってきてからのお話し うーん、面白いんだけど、何だか釈然としないなぁ 上杉くんは自分のエゴを出しすぎなんじゃなかろうか 自分もクライアント病になっているのに自覚なしで、自分より症状の重い人を軽蔑する 自分勝手な正義感で会社の不利益な記事を広告として掲載 その際には記事の捏造をするとか そのせいで会社の他の人達にも相当迷惑をかけたことわかってるんだろうか? この場合の暴露って、犯罪行為をリークするのとはちょっと違う気がするんだよね 人事考課の愚痴にしたって、会社ってそういうものだし 何を甘いこと言ってるの?と思ってしまう ビジネス小説としては全く評価できないなぁ アトピーについての展開は「こんな描写いる?」と思ったけど 読み進めていくと本編につなげていく形になっていたのはよかった この小説で一番良い所は、ウイスキーが飲みたくなるところ しかもちゃんとしたヤツ お酒を飲んだ時の描写は官能的な表現がされていて、とても飲みたくなった ウイスキーは毒だけど、その毒とうまく付き合えるのが大人 だからといって牛乳で割って飲めるようにするのは違う ま、分からないでもないけど、実際にバーボンのミルク割りやってみたら美味しかった 高級な酒でやるにはもったいないかもしれないけど、飲み方の一つとしてはアリだね 色々な飲み方を否定する必要はないんじゃないかなと思う

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