裏天皇の謎と安倍晴明 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
斎藤忠氏の2014年の著作。 斎藤忠、といっても、東大教授だった考古学の斎藤忠先生ではなく、埼玉県在住の在野の研究家の斎藤忠氏。紛らわしい。 この斎藤氏の著作、初めて読みましたけど、「こう言えそうなのだ。~~、と。」という「、と。」を多用する文章のクセが非常に気になり、読みにくかったです。 また、同じ『ムー・スーパーミステリー・ブックス』の飛鳥昭雄先生の著作と比べて、論拠を証明するための物証や文献が圧倒的に少ないので、延々と妄想を読まされているような苦痛もありました。 『埼玉県の謎と阿部家』というタイトルの間違いかと思えるような、埼玉愛に溢れた前半は、特に読むのがキツかったです。 それでも、安倍晴明の情報操作が、現首相・安倍晋三にたどり着く着地点だには、とても感心させられましたよ。
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