聯合艦隊司令長官 山本五十六 の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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2022/10/14

山本五十六の伝記風な読み物。 山本を悲劇の英雄とみなす著者の気持ちが入りすぎてる気がして、好き嫌いはわかれるかも。

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2023/07/05

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」

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2020/12/07

激動の昭和史を概説しながら、強硬路線真っしぐらの政府・世論に反して対米英戦に徹頭徹尾反対し続けた山本五十六にスポットライトを当てる構成。 個人的には彼個人の人生、価値観、言葉にもっと深く触れてみたかった(昭和史は比較的多くの書物で読んでいるのもある)という所感。 しかし、何度...

激動の昭和史を概説しながら、強硬路線真っしぐらの政府・世論に反して対米英戦に徹頭徹尾反対し続けた山本五十六にスポットライトを当てる構成。 個人的には彼個人の人生、価値観、言葉にもっと深く触れてみたかった(昭和史は比較的多くの書物で読んでいるのもある)という所感。 しかし、何度どの書物で読んでも、当時の政府や軍部の様子には腹が立つなぁ。。組織の根本的失敗要因に関する洞察は名著「失敗の本質」に詳しいですが、改めて世紀の大失敗として日本人ならば学ぶべき史実。ただ、その中にも山本五十六のような光があったことも、胸に刻んでおきたいと感じました。

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2020/02/29

日米の戦力差を理解し開戦を必死に回避しようとした山本五十六。開戦後は連合艦隊司令長官として真珠湾攻撃を自ら着想し成功。ミッドウェー海戦で大敗。制空権の要衝ガダルカナル島攻防(投入陸軍3.3万人中、戦死8200、病死餓死11000)破れるも撤退作戦は成功。 「戦争が始まったら東京は...

日米の戦力差を理解し開戦を必死に回避しようとした山本五十六。開戦後は連合艦隊司令長官として真珠湾攻撃を自ら着想し成功。ミッドウェー海戦で大敗。制空権の要衝ガダルカナル島攻防(投入陸軍3.3万人中、戦死8200、病死餓死11000)破れるも撤退作戦は成功。 「戦争が始まったら東京は三度も四度も丸焼けになる」 ・空母4隻を失い太平洋戦争の転換点となったミッドウェー海戦の敗戦理由。驕慢、油断大敵。米軍の暗号解読で作戦を全て見破られた上での攻撃。長官の命令に沿わない準備不足。

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2018/07/08

半藤一利が、関係者インタビューや史料などから偉人伝風にまとめた山本五十六の半生記。「山本さんは」という書き方がなんだか新鮮です。第二次世界対戦は色々な見方がありますが、やはり日本の選択に何がしかの誤り(誤認や怠慢)があったことは事実で、山本五十六はそれを少しは静止しうる傑物だった...

半藤一利が、関係者インタビューや史料などから偉人伝風にまとめた山本五十六の半生記。「山本さんは」という書き方がなんだか新鮮です。第二次世界対戦は色々な見方がありますが、やはり日本の選択に何がしかの誤り(誤認や怠慢)があったことは事実で、山本五十六はそれを少しは静止しうる傑物だったのかもと思わされます。

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2016/07/14

山本五十六は歴史で習ったが、名前しか知らなかった。こんな生き方をした人なんだ。 日本のためを思って、ここまで生きている人が今はいるのだろうか。

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2014/09/10

【日米戦争に反対しながらの真珠湾攻撃という決断】「あの戦争」の最大の英雄にして悲劇の人の真実を、半藤さんが熱をこめて語る。役所広司さんが五十六役となり、映画化もされた名作。

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2014/06/18

ほんまか?と思わんでもないけど、まあ長岡東軍贔屓の自覚はあるようだし、そこ以外は安定の半藤翁の昭和史なのでよい。驚きとかそういうのはないけど、まあ普通に名人芸という感じ。

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2014/05/31

どうして、日本は勝ち目のない戦争に突き進んで行ったのだろうか。それは、政治家や軍人だけでなく、マスコミや国民にも責任がある。戦争に浮かれる時代の雰囲気の中で、冷静に考え、戦争を食い止めようとした数少ない人たちのひとりである。山本五十六のどうしようもないことに対する憤りが感じられる...

どうして、日本は勝ち目のない戦争に突き進んで行ったのだろうか。それは、政治家や軍人だけでなく、マスコミや国民にも責任がある。戦争に浮かれる時代の雰囲気の中で、冷静に考え、戦争を食い止めようとした数少ない人たちのひとりである。山本五十六のどうしようもないことに対する憤りが感じられる。

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