1,800円以上の注文で送料無料

うちの火星人 コミックエッセイ の商品レビュー

4.5

13件のお客様レビュー

  1. 5つ

    8

  2. 4つ

    2

  3. 3つ

    2

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2022/12/22

発達障害の人が身近にいるわけじゃないけど、子育てをし始めてからなんとなく興味を持っていて読んでみた いろんなタイプの火星人がいるんだなぁ〜と興味深かった みなさん個性を活かして素晴らしい仕事に就いていてすごい 家庭環境というか、ご両親の育て方がいいんだろうな

Posted byブクログ

2023/08/25

6人家族の平岡家はお父さん以外の5人がみんな火星人。過感覚で数十メートル先の物音に気づく、過集中かと思えばすぐに忘れる、カマキリをお風呂にいれてあげた、などなど。何かにつけ極端で凸凹な火星人たちの破茶滅茶がすごくて面白かった。 でも本当にすごいのは、そんな凸凹家族をありのままに...

6人家族の平岡家はお父さん以外の5人がみんな火星人。過感覚で数十メートル先の物音に気づく、過集中かと思えばすぐに忘れる、カマキリをお風呂にいれてあげた、などなど。何かにつけ極端で凸凹な火星人たちの破茶滅茶がすごくて面白かった。 でも本当にすごいのは、そんな凸凹家族をありのままに受けとめ、試行錯誤と工夫で応えつづけた地球人代表のお父さんの、懐と愛情の深さ。 自分とは明らかに異なる相手を「あいつはおかしい」で済ませることなく、未知の個性(=火星人)として受け容れ理解しようとする優しい想像力を、自分も持っていたい。 【ノーツ】 ●火星人の傾向 ・極端な忘れっぽさ: 目に入らなくなった途端すぐに忘れる、新しい刺激がやってくるとそれまでしていたことの記憶が上書きされる ・過感覚 ・過集中: いちど夢中になると止まらずやめられない、集中しすぎて我を忘れる ・時間感覚に乏しい ・先行きを見通す想像力が足りない: カマキリをお風呂にいれてあげた ・「優秀な劣等生」 ・秩序を好む、新しいことが苦手: 急な予定変更が苦手、「新」がつくことにすこぶる弱い ・生き物や植物は好きだけど世話するのが苦手 ・好きと苦手が両極端 ・寝起きが悪い: 自発的に起きることができない、日常生活に支障をきたすレベルで寝起きが悪い ・自己管理能力に欠ける ・いちばん困っているのは本人 ●火星人の対策 ・「気をつけよう」よりも「どうすればできるかな?」 ・リラックスが大事: 本人がリラックスできる場所をつくる、興奮したり疲れたらいったん落ちつくために「たまごになる」「たまごに帰る」 ・褒めて伸ばす行動療法: わずかな「できたこと」を見つけてしっかり褒め、次の行動をうながす ・ゆっくり生きるタイプほど成功体験が必要 ・自分自身や身の回りの人向けにサポートブックをつくる ●地球人にとっての火星人 「火星人は常識という「重力」に縛られがちな私たち地球人を解放してくれる存在」 ●火星人宣言 「私たちは普通の人とは、いろんなものの感じ方がぜんぜん違う。それはもう、日本人と外国人以上にかけ離れた感覚よね。だからね、私たちはきっと火星人なの。地球の人が持っていない、でも、とっても素晴らしい感覚を、生まれながらにプレゼントしてもらったの。だからね、あなたたちも、普通になれないからって卑屈になんかなっちゃだめ。堂々と胸はって、火星人として生きていけばいいのよ」

Posted byブクログ

2021/04/23

わかりやすく、楽しく読めました。 発達障害を火星人として捉え 生活しているのがとてもユニークだな、と思いました。 大変なことも多かったのだろうと思いますが 捉え方で心地よく過ごせるのだなぁと勉強になりました。 色んな人の個性を受け入れてお互い気持ちよく過ごせるようにしていきたいな...

わかりやすく、楽しく読めました。 発達障害を火星人として捉え 生活しているのがとてもユニークだな、と思いました。 大変なことも多かったのだろうと思いますが 捉え方で心地よく過ごせるのだなぁと勉強になりました。 色んな人の個性を受け入れてお互い気持ちよく過ごせるようにしていきたいな、と感じました。

Posted byブクログ

2018/09/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この本を読みながら、『されど愛しきお妻様』の著者との共通点を考えた。 どちらも発達障害がある妻への愛がすごい! 逆パターンの、発達障害の夫を持つ妻が「カサンドラ症候群」として苦しめられている場合が多いこととあまりにも対照的である。 それは家庭内での立場の違いのせいなのか、男女の力の差なのか・・・ どちらにしても、発達障害を冷静に分析している点は、素晴らしすぎると思った。

Posted byブクログ

2017/12/27

生活の中での行き違い、もどかしさ。自身の言葉ではうまく言えないことを、この中にいくつか書いてあって、肯定感を持てた。自分にとっては良本。

Posted byブクログ

2017/11/04

2017年??冊目。「うちの火星人」読了。 気になる子が近くにいたこともあって、発達障害について再び勉強するつもりで購入(自閉症スペクトラムに関するもので、以前読んだのは、ニキリンコさんの「自閉っ子、こういう風にできてます!」)。本書は、テレビでも話題になっていたこともあって、と...

2017年??冊目。「うちの火星人」読了。 気になる子が近くにいたこともあって、発達障害について再び勉強するつもりで購入(自閉症スペクトラムに関するもので、以前読んだのは、ニキリンコさんの「自閉っ子、こういう風にできてます!」)。本書は、テレビでも話題になっていたこともあって、とても読みやすく、とてもわかりやすい。 特に、ドッヂボールのエピソードは、「なるほど」と思わず声が出そうになった(なんどか思い当たるシーンを目撃したので)。教育関係者だけでなく、多くの人に読まれることを期待します。火星人と地球人がお互いを知ることができれば、今まで成長できなかった部分を乗り越えることができるかもしれません。

Posted byブクログ

2017/10/16

6人家族のうち、父親以外の5人が発達障害のある「火星人」。それぞれが世界をどう感じているのか、わかりやすく、そして衝撃的でした。音階に色が。言葉に溢れでるイメージが。生きにくさと同じくらいに地球人には真似できない感性があると知り、本当に驚きました。

Posted byブクログ

2016/09/18

自助会で出会った発達障害の先輩から、関連本を読むように助言を頂いてるので、いろいろ読んでる途中の者です。自分を知る為に、でも極力読みやすい本を探していて、ポップな雰囲気に惹かれて購入。自分とは次元が違う日常や失敗の描写がいっぱいで、楽しく読めました。所々共感したり、ワッシーナさん...

自助会で出会った発達障害の先輩から、関連本を読むように助言を頂いてるので、いろいろ読んでる途中の者です。自分を知る為に、でも極力読みやすい本を探していて、ポップな雰囲気に惹かれて購入。自分とは次元が違う日常や失敗の描写がいっぱいで、楽しく読めました。所々共感したり、ワッシーナさんの強い励ましの言葉で泣いたり。周りの理解の難しさで疲弊気味な私にとって、本当に大切な本です。

Posted byブクログ

2015/05/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

著者である父親以外の家族5人が全員発達障害という家族の日常を描いた4コマ漫画とそのエピソードの詳細、専門家の所見がまとめられたユニークな書籍。 障害者福祉施設で障害のある方と接するようになって1年と半年あまり。このご家族のそれぞれのエピソード一つ一つが、「なるほど、そういことか」「ある、ある」の連続。 むつかしい理論が書かれている専門書では得られない、実践的かつ有効な知識が得られる。 ぜひ多くの人に読んで欲しいと思う。今も周囲に理解されず苦しんでいる子どもたちが(もちろん大人たちも)、多いことと思う。 周囲が早く気づき、理解し、接することが重要だとあらためて感じた。

Posted byブクログ

2014/07/21

発達障害の家族達。子供時代はこうだった。大人になるとこうなった。こんな部分をこう誘導した。 そんな話を4コマを織り交ぜつつ、明るくて読みやすい。 面白かったから、解説文章はほどほどに4コマを沢山よみたかったな。 著者のパパさんの家族への愛が詰まった本。

Posted byブクログ