KAMINOGE(vol.29) の商品レビュー
vol.28に続いて vol.29を読了。こちらの目玉はアントニオ猪木と藤原善明の子弟対談と、前田日明のインタビュー後篇。 猪木と前田に共通して言えるのは、語る言葉を持っている、ということ。KAMINOGEを読んでこれを再認識した。前田が読書家であることはよく知られているが、藤原...
vol.28に続いて vol.29を読了。こちらの目玉はアントニオ猪木と藤原善明の子弟対談と、前田日明のインタビュー後篇。 猪木と前田に共通して言えるのは、語る言葉を持っている、ということ。KAMINOGEを読んでこれを再認識した。前田が読書家であることはよく知られているが、藤原がこの対談で指摘するように「猪木さんのカバンの中には、いつもかならず難しい本が入っていた」ということだから、猪木も負けてはいない。いろいろな経験をしながら、読書も含めていろいろなところに答を求めて常に考え、それを咀嚼する。この蓄積が半端ないから、猪木も前田もインタビュー記事が面白い。毎回、新しい金言や名言(そして時には迷言)が登場する。 アントニオ猪木。前田日明。語る言葉を持つ者のカリスマ性。
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