炎の商社マン(下巻) の商品レビュー
著者の経験を虚実綯交ぜに描いてるんだろうなと察せられるところは残念。 とはいえ、自分にはこんなもの書けないし、一商社マンとして奮い立つものがあったのも事実。
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銀座の仕手筋。銀行。裏のジャーナリスト。実際にこのような対決ってあるのだろうか。 それにしても昔の商社って本当にこの本に出てきたようなものだったのだろうか。
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梅田の本屋さんに並んでいたのを上下で購入。作家、小林真一自身のキャリアを小説にした作品のようです。 主人公、中原が大手商社内で下積み生活の末、欧州に転身し、会社の慣習を打ち破っての活躍ぶりを描いている。 フィクションと事実の区別が小説ゆえ分からないが、このような破天荒な商社マンは...
梅田の本屋さんに並んでいたのを上下で購入。作家、小林真一自身のキャリアを小説にした作品のようです。 主人公、中原が大手商社内で下積み生活の末、欧州に転身し、会社の慣習を打ち破っての活躍ぶりを描いている。 フィクションと事実の区別が小説ゆえ分からないが、このような破天荒な商社マンは、古い組織文化が根づく大会社 のなかで存在しうるのか、大いに関心を有したところである。 前例を踏襲しない分、文化を尊重する者には不愉快な相手、折り合いをつけずにズバズバとモノを申す中原。 また、中原の昼夜を問わずに激務をこなす姿に商社マンの真髄を見た気がする。 己が信じる道を突き進むための勇気を与えてくれる1冊でもある。
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