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山田昭男のリーダー学 の商品レビュー

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2021/01/12

「報・連・相をさせない」「残業させない」「休日は日本一多い」など常識外れの経営なのに成功している経営者の山田昭男氏の講義本。 山田昭男氏の話した内容をこの本の著者である天外伺朗が解説しているのだが、その分析がなかなか面白い。 経営理論に絶対的な正解はないが、こんな方法でもうま...

「報・連・相をさせない」「残業させない」「休日は日本一多い」など常識外れの経営なのに成功している経営者の山田昭男氏の講義本。 山田昭男氏の話した内容をこの本の著者である天外伺朗が解説しているのだが、その分析がなかなか面白い。 経営理論に絶対的な正解はないが、こんな方法でもうまく行くのかという驚きは隠せませんね。

Posted byブクログ

2014/09/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

チェック項目5箇所。本書では、まず山田さんの語りをそっくりそのまま掲載し、その非言語的な情報が読者に届くように配慮した、山田さんの語り芸の味わいを十分に楽しんでいただけたら幸いだ。「ホウレンソウのいちばんの欠陥は何かと言ったら、上に報告するということは、逆にいうと、みんな上からの指示を待つようになってしまうのね。自分でものを考えない。指示を待っとって、それで、指示されたからやりますよと」。「基本的に一般の会社というのは命令するわけ。絶対命令しちゃいけないよ。命令すると社員はしようがないから嫌々動く。嫌々動いて会社がうまくいくわけはないじゃないか。だから命令しちゃいけないよ。じゃあいいたいことがあったらどうするのかというと、説得をして納得させる」。「走ったらニンジンやるよというと、必ず”俺はニンジンいらんから、走らんよ”というのが出てくる。馬は考えないよ、そんなこと。だけど、人間は考えられるわけや。そうすると、俺はニンジンもらわなくてもいいんだから走らないよというのは、これを”権利主義”と僕は呼ぶわけです。権利がある。だから、走ったからニンジンくれよという権利がある」。「一言でいってしまえば、いかに社員の不満をなくすかということ。餌をやるということは社員の不満をなくすということなんです」。

Posted byブクログ