葉桜 の商品レビュー
淡い淡い忍ぶ恋心。だけど、相手の瞳に闇を見出してしまうのは、自分自身にも大きな闇を抱え込んでいるからにほかあるまい。作中に表れないところも含めて。 高校生という時期にあってさえ物事に集中して取り組める芯の強さは、きっと人生の先々でも光り輝くことだろう。
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登場人物達がリアルで、佳奈や先生の思いがひしひしと伝わってきました。書道を通じた先生の言葉もとても響くし、読後感も良い。橋本紡さん、恐るべし・・・・・・!
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触れると壊れてしまいそうな世界。現実はタフだけど、切り取り方で随分変わるものだと、少し救われた。かつて書をやっていた親に風信帖を送ったらすごく喜んでた。忽恵帖を送るほどに私は育ってないな。
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著者の透明感のある、爽やかな表現に魅入られました。 優しい世界観、特に家族間に優しさが滲み出ていて、読んでいて何一つ苦に感じなかった。 一番のお気に入りシーンは、ラストの姉妹の会話。寄り添って会話をしている情景が、目に浮かんできました。 著者が、推しの二人目になりました。
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書道のお話し。 思わせぶりな描写をしときながら最後は拒絶気味に返事するの、やな奴って思った笑 誠実に返事しなさい笑! 17歳で死ぬ伝説ってなんだ?って思った。 文章は美しくてサラッとした感じなとこが好き。
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全体を通してとても爽やかで、気持ちのいい物語です。書道の持つ魅力にも気付かされました。表題の葉桜の美しい季節、春から初夏に向けて、おすすめの一冊です。
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主人公の届かないと知っていながら、募っていく恋心が、書道を通してだんだんと進んでいく物語。妹にはなんとも暗い呪いがかかっているけれど、それでもどこか明るい日常も描かれている。
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あらすじを読んでみて読みたいと思った。 書道の先生に主人公のJKが恋する話だ。 私も書道をしていたので興味惹かれた。
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書道教室に通う主人公は、その先生に長い方思いをしている。だが、先生には妻がいた。主人公の妹は類稀なる天才。だが、この親族は天才となった者は悉く若くして死を迎えた。屈折した愛、今にも消えそうな命の燈。複雑に絡み合う愛と生の物語。
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高校三年生の佳奈は、書道教室の先生に長い片思いをしている。 けれど、先生には奥さんがいた。 叶わない想いを胸に、佳奈は日々教室で文字を書く?先生が見せた、知らなかった一面。 美人で天才の妹・紗英が抱える、命のリミット。 書道に打ち込む同い年の津田君。 周囲の人々に背中を押されるよ...
高校三年生の佳奈は、書道教室の先生に長い片思いをしている。 けれど、先生には奥さんがいた。 叶わない想いを胸に、佳奈は日々教室で文字を書く?先生が見せた、知らなかった一面。 美人で天才の妹・紗英が抱える、命のリミット。 書道に打ち込む同い年の津田君。 周囲の人々に背中を押されるように佳奈の中で何かが変わって行く、、、。 春から夏へ、少女から大人へ。 眩しく切ない青春恋愛小説。
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