禁じられた戯れ 王太子の指は乙女を淫らに奏で の商品レビュー
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タイトル・サブタイトル・表紙どれをとってもコテコテ。閉架図書だったのでリクエストして、絵本や家づくり関係の本とともにこれを借りた。ちょっと恥ずかしかったけどww 表紙が目立つので家に置いてあったら旦那に「なんなのこれ?」って言われた。 それはさておき感想。性描写は濃厚で多い。近親相姦・レイプ物のせいもあり、感情移入はしにくかった。クラウディオも気の毒な気がする。 こういうのたまに読んでみたかったけど、1冊でお腹いっぱいかな…。いわゆる官能小説ではなくとも、ストーリーや心理描写がしっかりした普通の小説にも性描写は出てくるし、出てこなくても妄想でことたりるからww
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兄妹ものですが、ちょっと微妙。兄の執着もクラウディオの執着も、シフォン文庫じゃなくソーニャ文庫っぽい感じだと思いました。 こんな禁断愛の場合、双方ともに元々愛を感じていて、それが高ぶって一線を越えるっていうのが多いと思うし、共感できるんですが、このお話では、エウフェミアは兄に対して、当初家族愛しか持っておらず、素直に隣国の王子クラウディオとの結婚を楽しみにしていたのを無理遣りヴァレンテが奪ったって感じで、そこがちょっとねって感じでした。 途中ヴァレンテが僕3人にエウフェミアを責めさせるところも微妙でした。エウフェミアは責めの苦痛から逃れるためにヴァレンテに従った感があります。 ラストはハッピーエンドにはなっていますけど、私的にはイマイチでした。花岡美莉さんのイラストはきれいでした。
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