強い会社が実行している「経営戦略」の教科書 の商品レビュー
良くも悪くも、まさに教科書と呼ぶにふさわしい内容。経営に関わるオーソドックスなフレームワークをコンパクトにまとめてあると言う意味では、よいが、2013年と比較的最近に出版されている割には、真新しいフレームワークは登場していないことは残念。 経営戦略の教科書という意味では、個人的に...
良くも悪くも、まさに教科書と呼ぶにふさわしい内容。経営に関わるオーソドックスなフレームワークをコンパクトにまとめてあると言う意味では、よいが、2013年と比較的最近に出版されている割には、真新しいフレームワークは登場していないことは残念。 経営戦略の教科書という意味では、個人的にはやはり「ストーリーとしての競争戦略」に勝るものはないと思う。 あとがきの以下の一節が印象的だったので記す。 「ところで、皆様はcreativityとinnovationの違いについて考えたことがありますか。 私の持っている英英辞典には、creativity is thinking new thingsというようなニュアンスで説明されています。そしてinnovationはdoing new thingsです。 考えることはだれでもできるし、よいアイデアを思いつく人も少なくないです。しかし、それを実践して価値を創造できる人は、ごく一部ではないでしょうか。」
Posted by
笠原先生が述べる内容は、是非ご本人の口から聞いたほうが良い。知識として持っているけど実際使おうと思うとイマイチ使いきれていないフレームワークを流れるように教えてくれる。 それを復習するのにはいい本。
Posted by
- 1