田崎教授の死を巡る桜子准教授の考察 の商品レビュー
マンションも車も靴も鞄も洋服も買って、足らないものは男だけという四十二歳の翻訳家兼准教授と独特なリアル感のある大学模様。出没する着ぐるみゴリラ等の大学内都市伝説やネット掲示板の軽犯罪武勇伝からの創作課題。サバサバと合理的で淡白な桜子目線の文章に今一入り込めなかった。教授の死の真相...
マンションも車も靴も鞄も洋服も買って、足らないものは男だけという四十二歳の翻訳家兼准教授と独特なリアル感のある大学模様。出没する着ぐるみゴリラ等の大学内都市伝説やネット掲示板の軽犯罪武勇伝からの創作課題。サバサバと合理的で淡白な桜子目線の文章に今一入り込めなかった。教授の死の真相が呆気なく悲しい。
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望月諒子さんの作品が割と好みの様だ。 まぁ、読んで2作目だけど。 桜子准教授のカッコ良さが凄い好き!! 事件としてはちょっと微妙かもだけど。
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表紙の感じが奥泉光の『桑潟幸一准教授』のシリーズに雰囲気が似ているような気がする。作品の系統も大学という場所をテーマにしているがこちらの方が軽い感じである。作品が軽い感じなのであっさり読めるのだが読了後、頭に残らないのが残念。
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2014/4/21 Amazonより届く。 2021/12/6〜12/10 3年半ぶりの望月作品。立志館大准教授の桃沢桜子。ある朝、同僚の田崎教授が大学の玄関ロビーで死んでいた。前日、田崎に自室に侵入されていた桜子は警察に事情を聞かれるが・・・。大学に根強く残る幽霊伝説なども交えて、学生たちと真犯人探しに奮闘する。 なかなかキャラが良い。また大学院での学歴ロンダリングなども取り入れられていて、面白いなぁ。続編も出ているようなので読むのを楽しみにしよう。
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