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いわゆる「当たり前の幸せ」を愚直に追い求めてしまうと、30歳サラリーマンは、年収1000万円でも破産します。 の商品レビュー

3.9

17件のお客様レビュー

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2020/05/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

親世代と同じような生活を、何も考えずに行なってしまうと大変なことになる、とFPの筆者はいう。そうならないために、綿密なライフプランを作成することを勧めている。 ライフプランとは、人生設計。就職や結婚、出産、子供の進学、車や家の購入、退職など、人生の様々なイベントに合わせてどれだけお金が必要になるか「お金の計画」=ライフプランニング。 まず、専業主婦になる、または奥さんを専業主婦にするということは、本来稼げたであろう数億円をフイにすることなのだと説明されている。専業主婦になることは、それを幸せに感じる人もいると思うが、こうした経済的な損失を理解した上で選択することが望ましいと感じた。 お金のもめごとが起きる前に、夫婦でお金に関してオープンにしておくことが勧められている。 あまりお互いの資産について話すことがなかったので、話す時間をとっていきたいと思った。 そして、家を建てるなら親との同居、とくに2世帯住宅を建てることが最良の選択だという。税務が複雑なので、専門家の説明を聞く必要があるが、検討する価値はあるのかなと思った。 保険についても触れられていて、がん保険も、学資保険も不要という。がん保険は同意。学資保険は、親世代が何も考えずに入っていただけであり、マタニティー雑誌などの保険会社の刷り込みが聞いているだけであり、合理的理由はないという。 年金制度は、入っておくべきという。今の親世代の50~70%くらいになるのではといわれているが、会社員であれば給与から厚生年金が引かれているし、GRIF(年金積立金管理運用独立行政法人)ほどの運用が個人でできるとは思えないため。また、年金は保険の機能も備えていて、何かあったときに障害年金や遺族年金が支払われる。年金制度は、とりあえず入っておいた方が圧倒的にお得。 老後資金については、試算がされている。 65 歳で退職し、その後 95 歳までの 30 年間生きた とする。計算では、2580万円は自分で用意しておかないと資金不足になる計算になる。 親世代は貯金しろというが、それは銀行の利率が5~7%で推移していたため。今はほとんど利率がつかないので、資産運用すべきという。 次のポートフォリオで1992年から20年間4.9%の利回りが確保できていた。 現金 10% 日本株 10% 先進国株 25% 新興国株 25% 日本債権 10% 先進国債券 10% 新興国債券 10% 日本の株式だけに投資していたら、損失がでていた可能性があるけれど、海外株式や債券にも投資していたからその値上がりがあり、4.9%を出せている。重要なのは、投資対象を分散することと、リバランスをすること。 年に1回リバランスをすることで、市場に大きな変動があったとしても、資産が大きく減ってしまうことを防ぎ、安定的な利率を確保することが可能になる。 親から「投資しなさい」と言われた人は、ほとんどいないだろう、と筆者はいう。なぜなら、親世代は預貯金か保険で資産をもっていて、リスク資産に投資をしたことがある人が極めて少ないからだ。また、日本では、お金は汗水垂らして稼ぐべきであり、お金がお金をうむ投資という行為をよいと思わない傾向がある。さらに、子供がお金に関心をもつことがよくないとされる風潮すらある。事実、欧米では普通に行なわれている金融教育が、日本ではまったく行なわれていない。 しかし、お金は生きていく上で大切なもの。教えてもらえないなら、自分でやるしかない。共感した。

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2019/05/06

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2018/05/12

まー書いてることは普通だけど、改めて考える機会になるかと。専業主婦は2億円損とかホントそうよね。 年収が手取りベースだったり、DCFとか言ってる割に全体に割引の概念が整理できてるわけでないあたりは支離滅裂

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2017/02/24

◆きっかけ レバレッジ特許翻訳講座のブログ(2016/5/13)で取り上げられていて。2017/2/24

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2016/09/11

2016.9.11 ●親時代と違い、これからの時代は預金→投資をしないと資金形成が難しい。 ●子供が小さいうちは余計な教育費をかけない、子供を大学に進学させるのであれば一部でも自己負担してもらって、自分たちの老後資金を守りつつ、子供にちゃんと勉強してもらうべき(できれば国家資...

2016.9.11 ●親時代と違い、これからの時代は預金→投資をしないと資金形成が難しい。 ●子供が小さいうちは余計な教育費をかけない、子供を大学に進学させるのであれば一部でも自己負担してもらって、自分たちの老後資金を守りつつ、子供にちゃんと勉強してもらうべき(できれば国家資格を取って、全国どこでも就職に困らないように手に職をつけさせる) ●サラリーマンに医療保険、終身保険はいらない →この手の本を読んだり、FPのセミナーに行ったり、自分でお金について勉強するようになってから、入ってた保険はほぼ解約しました。今まで払ってた保険料アホくさ…

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2015/10/08

古い人間で、 適齢期→結婚→子供誕生(男性が、大黒柱で、女性は主婦で、家庭を守る)→マイホーム獲得→老後 ついこの間まで、この当たり前が、今は、贅沢な生活に成って来ていると、、、、 給料も増え、何でも、電化製品も便利になって来たのに、1000万円の年収でも、妻が主婦であれば、老後...

古い人間で、 適齢期→結婚→子供誕生(男性が、大黒柱で、女性は主婦で、家庭を守る)→マイホーム獲得→老後 ついこの間まで、この当たり前が、今は、贅沢な生活に成って来ていると、、、、 給料も増え、何でも、電化製品も便利になって来たのに、1000万円の年収でも、妻が主婦であれば、老後は、赤字になる。 この本を読んでいると、少子化も、仕方ないのかとも思ってしまう。 マイホームも、今は大きなギャンブルと、、、、 保険、子供の教育問題、年金と、、、、 老後、隠居生活で、趣味に生きるのは、贅沢の社会になって来ている。 10月から、マイナンバーと言う、不透明感な物が発行されるようになる。 国からしたら、透明感なのだろうが、国民からしたら、訳のわからない物を発行されて、10%の消費税も、どのように、行きわたるのだろうか? 何でもが、電子化されたり、便利になって行くが、昔の様な当たり前の時代が、懐かしいのと、利潤ばかり追い求める現代社会の風潮も、寂しいものである。 この本を読んで、今の風潮が、理解出来た。

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2015/06/18

1時間で読める内容ですので、現状の日本の年金や生涯賃金に関する知識が無い人は一読する意味はあると思います。 以下は備忘録用の内容要約かつ感想となるため、不快に思う方は、お控え下さい。 要旨 30代向け、老後の生活資金準備のために以下をすべき。 1.専業主婦で無く、共働きを目指...

1時間で読める内容ですので、現状の日本の年金や生涯賃金に関する知識が無い人は一読する意味はあると思います。 以下は備忘録用の内容要約かつ感想となるため、不快に思う方は、お控え下さい。 要旨 30代向け、老後の生活資金準備のために以下をすべき。 1.専業主婦で無く、共働きを目指す。妻が正規雇用の場合、2億程の収入機会の損失。 2.無駄な健康保険や生命保険に入らない。会社員であれば、既に手厚い保険有。 3.貯金では無く資産運用をすべき。年率4%も分散投資であれば可能。 感想 現在の父親世代の当たり前を鵜呑みにしないという著者の主張には納得するも、資産運用はリスクがある事も主張すべき。 長期運用出来る原資と日々の生活費を稼ぐことを踏まえた資産運用を考える必要有。

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2015/01/17

いわゆる当たり前の幸せを愚直に追い求めてしまうと、30歳サラリーマンは、年収1000万円でも破産します。 タイトル長!いけど、分かりやすくて良い本でした。 サラリーマンに保険はいらない、は理解も実践もしてることだけど、「教育投資は子どもよりも親である自分を優先せよ」は斬新。 他...

いわゆる当たり前の幸せを愚直に追い求めてしまうと、30歳サラリーマンは、年収1000万円でも破産します。 タイトル長!いけど、分かりやすくて良い本でした。 サラリーマンに保険はいらない、は理解も実践もしてることだけど、「教育投資は子どもよりも親である自分を優先せよ」は斬新。 他にも気になったポイントをメモ◎ ・専業主婦は究極の贅沢(億ションを買う方が専業主婦よりも安い) ・夫の給料で生活し妻の給料を貯金すると、老後にプチセレブになれる ・持ち家はリスクを多分にはらんだ「投資」、賃貸は単なる「消費」 ・サラリーマンに医療保険はいらない、がんの治療にそれほどお金はかからない(リスクの強度頻度のマトリクス、初めて見た。常識?A型リスク【頻度多・強度大】は回避、B型リスク【頻度少・強度大】は保険、C型リスク【多・小】は防止、D型リスク【少・小】は保有の対処となる) ・子どもへ教育投資するなら自分を優先すべき ・資産運用しよう、投資でリスクとらない人の方がよっぽど危ない

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2014/12/27

東洋経済の記事の方向性が、この半年一年で結構変わってきたなぁ、と改めて気づかせてくれた本でした。 みんな消費しろ、経済を回せ、若いうちはいくらでも失敗していい大丈夫だ。というメッセージが、本当に最近驚くほどに増えているので、世代とはアンマッチらしいバブリー消費志向の強い私にはこう...

東洋経済の記事の方向性が、この半年一年で結構変わってきたなぁ、と改めて気づかせてくれた本でした。 みんな消費しろ、経済を回せ、若いうちはいくらでも失敗していい大丈夫だ。というメッセージが、本当に最近驚くほどに増えているので、世代とはアンマッチらしいバブリー消費志向の強い私にはこういう切り口のものを読んでおきたかったのかなぁと。今振り返ると、そう思えました。

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2014/11/06

関心をもってネットで調べればぶつかるような、聞いたことのある話が多く、ちょい拍子抜け。挑発的なタイトルのわりに中身は穏当で、自分の中にぼやっと持っていた結論とそう齟齬は無し。逆に言えば、これまで特にこの手のライフプランを心配したことが無かった人には、これ一冊でまとまっていてよろし...

関心をもってネットで調べればぶつかるような、聞いたことのある話が多く、ちょい拍子抜け。挑発的なタイトルのわりに中身は穏当で、自分の中にぼやっと持っていた結論とそう齟齬は無し。逆に言えば、これまで特にこの手のライフプランを心配したことが無かった人には、これ一冊でまとまっていてよろしいかと。

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