夜を奔る の商品レビュー

小杉健治(著者)

2019/10/10

ちょいワルの文吾。弱みを見つけて強請るという稼ぎ方もしているが、貧乏人や、虐げられている人には、自分がお金がないことも忘れて、ついつい同情してお節介を焼いてしまう。

そんなちょい悪な柄、憎めない主人公。

それが偶然怪我をして侍に追われる男を救った。
ひょんなことから意気投合。
まるで親友のように、互いに真っ当な暮らしをしようと思っていたが。
暗闇小僧と異名をとる卯之助。
田舎から出てきた親子に同情し肩入れするうちに、卯之助は自首することになってしまった。

なんとも心憎いストーリー展開が一気に読ませる！

2016/07/13

シリーズ第二弾
何か読んだ記憶があるようだが思い出さず！読み終わって巻末に「つぐないどぶ板文吾義侠伝」を再編集・改題とあり
最初の事件が持って回って最終賞へ
ほろりとさすちょい悪の話

2014/05/31

201405/事件パートは強引な部分あるけど、やっぱりこのてのものは、取り巻く人物達の魅力が重要なので、そういう意味では今回も充分楽しめた。当分文吾とおさんの関係にやきもきさせられそう。