中沢啓治著作集(1) の商品レビュー
主人が往年のカープファンなのですが、夢中でのめり込んでいる理由がやっと分かった気がする。 アツすぎるぜ、カープファン。 愛と人情が溢れている。 汗と涙と悲しみと喜びと。 いろんなものが今のカープを築き上げてきたんだなぁ。
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2016年21冊目。 『はだしのゲン』の中沢啓治が広島カープ誕生から初優勝までを描いた漫画。 原爆投下・敗戦後、貧しい家庭や孤児として育った少年たちにとって、野球は心の拠り所だったよう。 念願の広島でのプロチーム結成に対する、町中の熱気がすごい。 個人的には、貧乏球団であったカ...
2016年21冊目。 『はだしのゲン』の中沢啓治が広島カープ誕生から初優勝までを描いた漫画。 原爆投下・敗戦後、貧しい家庭や孤児として育った少年たちにとって、野球は心の拠り所だったよう。 念願の広島でのプロチーム結成に対する、町中の熱気がすごい。 個人的には、貧乏球団であったカープのために寄付を集めるファンたちを、ファンドレイジングの観点から興味深く読んでしまった。
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広島カープファン(自分も含めて)はアツイということを改めて実感する良書だった。広島カープファンのみならず、プロ野球ファンにはぜひ読んでいただきたい!
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カープ球団創設から初優勝までの25年をファンの視点から描いた「広島カープ誕生物語」の復刻版です。 樽募金やルーツ退団など、実際のエピソードが数多く出てくるので、黎明期のカープについて知ることができます。 カープと一緒に笑い泣いた当時の広島の人々のカープへの愛が感じられる物語です。...
カープ球団創設から初優勝までの25年をファンの視点から描いた「広島カープ誕生物語」の復刻版です。 樽募金やルーツ退団など、実際のエピソードが数多く出てくるので、黎明期のカープについて知ることができます。 カープと一緒に笑い泣いた当時の広島の人々のカープへの愛が感じられる物語です。 重松清の「赤ヘル1975」とあわせて読みたい1冊。
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贔屓チームである広島東洋カープの球団創設から初優勝までの道のりを、『はだしのゲン』でおなじみの中沢啓治さんが描いた作品とあって、親子共々読了。絵はもちろん、この人の作品の場合、吹き出しの文字にかなりの内容が入っているため、パラパラめくるというより、まさに読み込むという形でした。し...
贔屓チームである広島東洋カープの球団創設から初優勝までの道のりを、『はだしのゲン』でおなじみの中沢啓治さんが描いた作品とあって、親子共々読了。絵はもちろん、この人の作品の場合、吹き出しの文字にかなりの内容が入っているため、パラパラめくるというより、まさに読み込むという形でした。しかも400頁を超えるというボリュームにはかなり驚きました。 結論から言えば、これを読んだらまず間違いなくカープファンになると思います。それだけ、中沢さんのカープ愛が存分に伝わってくる物語です。私自身、今回描かれている時代のカープについてあまり知りませんでしたが、創設当初からとにかく資金不足に困っていたんですね。。。有名な樽募金をはじめ、チームを存続させようと奮起するファンの姿には心が揺さぶられました。フィクションかとは思いますが、主人公が恋人と籍は入れたにもかかわらず、「カープが優勝するまで式は挙げない」と言って、それから20年以上も優勝を待ちわびる姿には思わず涙。カープの初優勝はそれだけ多くの広島市民がさまざまな想いを胸に待ち望んでいたんですね。 今年のカープは今のところ首位。去年の勢いに乗って、ぜひAクラス入りしてクライマックスシリーズに参入し、優勝争いに絡んでほしいものです。
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