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夜蝶、舞う の商品レビュー

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2016/12/21
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 未経験の職場(と言っても水商売)に放り込まれた青年が、考え方も職業意識も異質な集団に翻弄されながらもがいていく様を描く官能小説。  展開と「行為」に至る過程に関わるご都合主義は、この種の書としては普通のレベルであり、また並以下のライトノベル・クラス。そんなものだと気にしなければ足りる。  他方、従業員による金の持ち逃げが複数回描かれる(直接・間接)こと、ホステスさんの時間と金にルーズな様と、メンヘラ女性の集合体であること、彼女らが男に金を貢ぎ、騙し取られる模様を描くのは、なかなか興味深い。取材の賜物か?。

Posted byブクログ