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逆境を笑え の商品レビュー

4.3

17件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

    7

  3. 3つ

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2023/03/07

組織論9/10点(チームに一人は川﨑のようなムードメーカーがいるとまとまる) 惹き込まれ10/10点(メジャー経験、イチローへの思い。まとまってはいないが一気に進む) キャラクター10/10点(性格がプラス思考。作家の性格は文体に表れる) 読みやすさ8/10点(読みやすいが、読み...

組織論9/10点(チームに一人は川﨑のようなムードメーカーがいるとまとまる) 惹き込まれ10/10点(メジャー経験、イチローへの思い。まとまってはいないが一気に進む) キャラクター10/10点(性格がプラス思考。作家の性格は文体に表れる) 読みやすさ8/10点(読みやすいが、読み応えがあるかというと疑問符がつく。)

Posted byブクログ

2021/04/27

メディアで見る前向きな姿の背景で考えていた内容が描かれている。人との関わりを大切にし、かつ前向きに動くことの大切さを感じた。 定期的に読み直すことで自分も前向きになれる本です。

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2017/05/05

ムネリン好きです。 ネガティブが根本にあるからポジティブになれる。 少しだけ立ち止まった時に思い出すと元気になれます。

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2017/03/01

ムネリンのWBCで小学生の頃から憧れだったイチローに初めて会って、もっと好きになったというエピソードが大好きすぎる。 世の中にイチローマニアは数多くいると思うが、イチローと同じチームで野球をやりたいためだけに地位も名誉も捨ててマリナーズへ移籍したのはムネリンだけであろう。 お...

ムネリンのWBCで小学生の頃から憧れだったイチローに初めて会って、もっと好きになったというエピソードが大好きすぎる。 世の中にイチローマニアは数多くいると思うが、イチローと同じチームで野球をやりたいためだけに地位も名誉も捨ててマリナーズへ移籍したのはムネリンだけであろう。 お金は生活できるだけあれば良い。マイナーリーグのような過酷な環境でも野球ができるだけ幸せ。やりたいことをやる。シンプルなことなんだけど、それを実行できるムネリンは凄い。

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2016/03/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

元ソフトバンクホークスで活躍したムネリンこと、川崎宗則選手の野球に対するというより、人生に対する取り組み方や向き合い方。 川崎選手は鹿児島県出身で、少年野球チームや中学校の部活、憧れていた鹿児島実業からは推薦の誘いがこなかったことから入学した鹿児島工業野球部、全く意識していなかったドラフト四位で当時ダイエーホークスに指名され、18歳でプロ入り、WBCで子どものころから憧れていたイチローとチームメイトになり、メジャーリーグへの挑戦、マリナーズでメジャーデビューして、ブルージェイズではマイナー契約という野球人生を歩んできているけど、どの時代を見てみても(18歳でプロ入りした一年目を除く)、明るく前向き、チームのためになんてことより、自分が楽しむために野球をやっている!野球小僧という言葉がピッタリな選手だと思う。 一流のプロ野球選手が出した本といえば、何か深い考えがあったり、ありがたい人生訓のようなものがありそうなものだけど、良い意味で軽い!良い意味で薄っぺらい!野球が大好き!!という表層の思いで人生を楽しんでいるように感じられた。 川崎選手すみません!あくまで良い意味で(笑) そういえば、いつのころからか、ただ単におもしろいからという理由で楽しむことを忘れていたような気がした。 やりたかった仕事をして、ある程度好き勝手にさせてもらって、愛する家族がいて、子どももいつも楽しそうで、自分も健康で、好きな本を読んで、思いを共有できる仲間がいて、何不自由ない生活なのに、「やりたかったこと」がいつの間にか、「やらないといけないこと」になっている気がした。 例えると、野球が好きで野球部に入部したのに、練習に遅れたらいけないとか、素振りをしないといけないとか、やりたかったことを楽しめなくなってしまうと何かさびしい。 川崎選手は、「やりたかったこと」が「やらないといけないこと」になる暇もないくらい、今を楽しんでいる! そんな彼の生き方そのものが、タイトルにある逆境を笑えという言葉に集約されているんだろうと思った!

Posted byブクログ

2016/01/10

アメリカにわたってからの超ポジティブでアメリカ人まで惚れるくらい明るいムニを見ていて、いや、たしか若いころ自信喪失して神経衰弱にかかったことがあるとインタビューで言っていたよなとうっすら思っていたのだけど、そこらへんの疑問が氷解した。野球がうまくてプロに入ってきて、いちどどん底に...

アメリカにわたってからの超ポジティブでアメリカ人まで惚れるくらい明るいムニを見ていて、いや、たしか若いころ自信喪失して神経衰弱にかかったことがあるとインタビューで言っていたよなとうっすら思っていたのだけど、そこらへんの疑問が氷解した。野球がうまくてプロに入ってきて、いちどどん底に突き落とされるような思いを乗り越えてきてるから、どこまでも突き進んでいけるのかもね。 よく、メジャー挑戦を断念した鳥谷や松田に、「マイナー契約しかもらえなくても、行くくらいの根性がなくてなにがメジャー挑戦だ、カワサキを見ろ」という人がいるけど、当のカワサキは「マイナー契約かメジャー契約か、どっちがいいかと訊かれて、おれがマイナー契約だったからそっちをオススメするって、そりゃ、あり得ないメジャー契約のほうがいいに決まってる」と書いている。そりゃあそうだよね。プロなのだから、より試合に出られる環境、より給料をもらえる環境を最終的に選ぶのは、なにも恥ずかしいことじゃない。 ただ、川崎には、アメリカには少しちがう野球がある、その野球のことをもっと知りたい!という強烈な好奇心があるのだろう。今年2016年は何を見せてくれるのかな。 あと、この本は、おそらく語りおろしなのだろうけど、ものすごく川崎本人の口調がよく表れていて、しかもリズムがよくて読みやすい。でありながら、話が流れていかないで、ちゃんとまとまっているのもりっぱ。頭のいい人だなとも思ったけれど、さいごに「構成 石田雄太」とあるのを見て、なっとくした。やっぱりちゃんとしたライターさんが作るとちがうのね~。いろんな意味で、とてもよくできたおもしろい本だった。

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2015/07/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

野球とベースボールは全然違う、と言う。2006年、2009年と連覇したWBCにおいて、川崎宗則は常に日本の一流選手として日本チームに貢献していた。その彼が、実際にメジャーでプレーしてみて、いけると思った野球の技術はあまりない、というのだから面白い。 メジャーのレベルが高いということだけではなく、種類の違いというのもあるらしい。野球とベースボールは違う。ピッチャーの投げ方、妙なスピンのかかる打球、天然芝の多い球場、ゲッツー潰しでセカンドベースにスライディングしてくる選手への対応…いろんな要素が重なり、素人目線ではTVからだと同じように見えても実際には違うのだ。 川崎宗則は前向きで自信家で、というイメージがあったが、実際にはそうではない。プロ野球の世界に飛び込んだときには、周りのレベルが高すぎて、毎日が恐怖との戦いだったという。キャンプでも頑張れず、不安に勝てない日々だった。 本人曰く、「おれは後ろ向きだぞ」と。前向きにコントロール術を身につけているからこそ、世界で活躍できるのだ。ここまで本音で言って大丈夫というくらい、気持ちをさらけだしている。勇気がわく一冊。メジャーのレギュラー目指してがんばれ!

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2015/07/06

彼の現状を憂い、つくづく勿体ないと感じるが、彼が米国で受け入れられる理由がよく分かる。そして、徹底していることに好感を覚える。ポジティブであることが周りの印象を良くすることを、本を読みながらしみじみ感じた。

Posted byブクログ

2015/05/26

本音とは裏腹だった 日本人がアメリカに来ると、萎縮しちゃって声が小さくなる 妄想癖 アリゾナへ招待選手として 他人様 セーフコ・フィールド ワシントン湖 アメリカへ行って良かった。見るべきものが沢山あったし、学んだことが沢山あった。こんなに沢山、まだできてないことがある。だったら...

本音とは裏腹だった 日本人がアメリカに来ると、萎縮しちゃって声が小さくなる 妄想癖 アリゾナへ招待選手として 他人様 セーフコ・フィールド ワシントン湖 アメリカへ行って良かった。見るべきものが沢山あったし、学んだことが沢山あった。こんなに沢山、まだできてないことがある。だったら俺は、もっともっと上手くなれる。 強がり 痩せ我慢は大事。いつもそう思っている。 背番号31、ニューヨーク・ヤンキースのイチローだ。俺にとってのイチローさんは、憧れ、目標、ライバル、全部。トロント・ブルージェイズからマイナー契約のオファー プライドなんて、なにもないよ。わからないのは勉強してこなかったから。 やってみて、恥をかく。やってみて、痛みを知る。行ってみて、殴られれば、その痛みがわかる。ああ、これくらいの痛みか。それがわかるだけで、大丈夫だと思えるかもしれない。どんな痛みなのかも知らないくせに、どうしよう、どうしようと脅えていても、結局は前に進めない。脳味噌ばかりでっかくなって、肝心の足が一歩も動いてない。 野球の故郷ニューヨーク州クーパーズタウン 小さい時、毎日、壁に向かってひたすらボールを投げ続けていた、あの時の気持ちに、もう一度、戻りたかったんだと思う。 凄いんだよ、壁当ては。野球の全てが詰まっている。壁当ては宇宙だね。鹿児島実業 内之倉隆志 新しいことにチャレンジするのは楽しかった。新しいファミコンのゲームを買ったような気分だった。上手くできない悔しさもあったけど、生きてる感じがするんだ。エネルギーが満ち溢れて、生きてる実感が湧いてくる感じ。イチロー選手という最高の見本を見て、モチベーションが上がらないはずはない。 でも、正直、敗北感でいっぱいだった。俺は川崎電気工事でアルバイトしてた。 50m走と遠投 成功するから前に出る。失敗するから前に出ない。そんなの順番が違う。前に出たら、ミスをすることもある。前に出たら、上手く行くこともある。どちらも、別に人生の成功でもなければ、失敗でもない。 立花義家 凶を引いたということは、やはり今は悪いのかって思えた。これが大吉だったら、嘘つけということになるでしょ。だって大吉なわけ、ないもん。 光が見えたら、すすむだけ 俺は練習をしたいんだ、練習をするべきなんだ、と。今までのように、これからも一人で妄想して、一人で練習をするべきだったんだ、と。 野球が無くなったら明日から何を目標にすればいいのかって途方に暮れた。それがあの頃の俺にとっては、死に値するということだったのかな。俺からしたら、俺が死ぬというのはそういうことだった。 レジェンド 皆んな、虎だった。虎ばっかりのところに猫が紛れ込んだ感じだった。 凹んでるんだけど、燃えてくるんだよ。別に今に始まったことじゃない。上手くなってないんだから、やるしかない。ガムシャラに、声を出して、練習する。一軍に行くと、最初は思い通りに体が動かない。一軍の疲れ、一軍のプレッシャーから体が思うように動いてくれなかった。でも、そういう中でプレーするうちに、幾つも技術が覚醒する。数え切れないくらいの覚醒がある。 わかってくれる人なんて、100人に1人いればいい方だと思う。人付き合いは上辺でいいと思う。家族じゃないんだから、上辺オッケー。人付き合いの中では何もかも曝け出すのがいい訳じゃないし、上辺だって立派な本心。人間だもん。理性を持って人付き合いすれば、皆んな上辺になって当然。上辺のおべんちゃらなんていらないなんて言ったら、誰も褒めてくれなくなっちゃう。上辺でも褒めてもらえれば嬉しい。どうせお前は口だけだ、なんて言いながら、実は嬉しかったりする。そうやって上辺でも褒めてくれる人がいるから、強がれるんだ。 イチローさんが神戸で行きつけの牛タン屋さんのマスター それなりの修羅場をくぐってきた 閃きたいよ チェスト 舞子 吐き出してみて、スッキリした。ここに32歳の俺がいる。

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2015/01/18

現役メジャーリーガーである意味特徴的な川崎選手の自伝。 プレー以外でも試合を盛り上げると言う意味では希少な選手だよね。 プレーに集中しろと言う声もあるだろうけど、これだけ人気のある選手だし、若い選手は見習って欲しいなと思う訳です。

Posted byブクログ