現代アートの本当の学び方 の商品レビュー
鑑賞やアートとは何かという基本的な考え方を説明してくれます。美術大学や美術校の話、VTS(visual thinking strategy)、まちおこしとしての芸術祭の話など、昨今のアート事情について教えてくれます。美術鑑賞をするときに参考になる内容と思いました。
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日本ではアートのお墨付きでは騙せない。 アーティストだから一般人と違うということはない。(会田誠) 美術 Fine(=美しい) Art の訳語 Art≒芸術 「自己原因性感覚」自分の世界観で自らが躍動するライブ感覚 子供のリアルな表現の源泉 日本の美大生のデッサン力 それを駆使した絵画の増加 デザインに「悪趣味」は存在しない 「用の美」柳宗悦 一番美しいものは「こたえがないもの」吉岡徳人 批評眼 Visual Thinking Strategy 題名を見ずに気づいたこと、考えたこと、感じたことを言葉にする 思いが浮上した根拠を作品の中に求める 気づきと根拠の結びつきをいくつも書き留める 「怖い絵」中野京子 アートツーリズム 観光客が満足するための通俗化 鑑賞者は感想や批評を言葉にする生産者 書 欧化政策の美術の制度からこぼれたもの 仏像掘師 伝統的な型を継承 アルチザン=職人 モーリスルイス 村上春樹 「色彩を持たない田崎つくると、彼の巡礼の年」 アイ ウェイウェイ 「鳥の巣」
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読んだつもりでいて積ん読になっていた。 美大での学びのことなども書かれていて、 いままでよく見えていなかった 古典的な美術と現代アートのつながり、 流れがなんとなくわかり、勉強になった。 会田誠と日比野克彦の対談が面白かった。 彼らの話を読んでから、美大の在学生や 目指してい...
読んだつもりでいて積ん読になっていた。 美大での学びのことなども書かれていて、 いままでよく見えていなかった 古典的な美術と現代アートのつながり、 流れがなんとなくわかり、勉強になった。 会田誠と日比野克彦の対談が面白かった。 彼らの話を読んでから、美大の在学生や 目指している浪人生たちの座談会を読むと、 アーティストに必要なもの、なれるなれないの差 みたいなものがわかるような気がした。
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具体的に現代アートに突っ込んでる感じはそこまでしなかったけど、僕にはちょうど良かった一冊だった。でも、もう少し情報量が全体的に多くてもいいのかも。会田誠と日比野克彦の対談と、最後の座談会が面白かった。
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評価軸が定まっていない現代アート。そのため学び方も正解と呼べるものはないが学ぶ上でぶつかる課題・疑問に対してさまざまな美術関係者がいろいろな視点を提供する。現代アートってよく分からないと思ってこれまで敬遠しがちだったけど、分からないのも含めて楽しむのもアリかな思った。VTS(Visual Thinking Strategy)という鑑賞法が面白そう。
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タイトルに惹かれて借りたけども、 理論的軸もなければ何もない本。苅宿先生が書いていたパートはかろうじて面白いかな。その他のビッグネームによる対談とか、何を意図していたのかさっぱりわからない。あんまりお薦めしないです。
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日本でアートに携わっていくためにはどうすればいいのか?という難題に挑んだ一冊。色々なアプローチで書かれているのでどんな立場の人でも読めると思います、美術系大学進学希望者は読んでおいて損はないかと。
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