人生心得帖/社員心得帖 の商品レビュー

松下幸之助【著】

2021/06/20

184pくらいで脱落。
舌触りのいい言葉をずっと並べて聞かされてる感じで、苦手でした…。
特に「〇〇という心持ちの人は少ないと思います。しかし、私は〇〇という心持ちがなければ、ほんとうの成功はむずかしいのではないかと思います。」という語り口が多く、
こういう「〇〇な人は成功しない」という、不安にさせる形での自己啓発フレーズ、どうかと思っちゃいます。

2020/07/15

偉大なる先人の考え方は、やはり大いに参考にするべきである。

全てに納得出来たわけではないが、言葉自体は重く説得力がある。

常に手元に置き、何かにつけて読み返してみたいと思う。

その中でも一番刺さったのは、自分の仕事を好きになる、と言う言葉。
自分に足りないと自覚している一番大きな部分。やはりこれだな。

2016/04/11

病とつきあう・・・
・不安でも病から逃げないように。病を恐れて遠ざけていれば、病はあとから追いかけてきますよ。反対に病を味わい、病と仲よくすれば、しまいには病のほうから卒業証書をくれるものですということなんです。

・考えてみれば、健康であるにこしたことはありませんが、病にかかったからといって、それが必ずしも人を不幸にするとは限りません。世の中には、病にかかったことによって人間の気持ちというものをよりよく知ることができるようになって、幸せになったという場合もありますし、またその逆に、自分の健康を過信して、不幸になったというような話もあります。ですから、病になったときに大切なのは、不幸なことだ、悲しいことだ、といたずらに心を乱すのではなく、むしろ、よい修練の場が与えられた、病になってよかった、病さんありがとう、とおおらかな気持ちで、積極的に病と仲よくつきあっていくことではないでしょうか。またそれが、病を治す近道でもあるように思うのです。

2015/05/10

人生における心構え。
人生といっても、私生活の人生・会社で過ごす人生がある。
山もあれば谷もある。
悩みを抱え時には悶絶するような苦労もあると思う。
名経営者といわれる人は、普通の人とはまた違った重圧に耐え、そして克服する強い精神を持ち合わせているように思っていたが、その裏では体調を崩すほどの気苦労もあったようだ。
何も自分だけが特別ではなく、運命を受入、そして絶え間ぬ努力が必要なのかもしれません。