Dr.苫米地の「脳力」の使い方 の商品レビュー
苫米地氏の本は一冊読めばわかるというものではなく、複数の本を読んで見えてくるものがある。 逆に言えば一冊ごとの密度が低い。 この本もそういった本ではないかと思う。 これは読者からすれば不親切であり、もう少し苫米地氏の考えをまとめて圧縮した本があってもいいのでは。
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能力の使い方というより、専門的なことの解説という感じで、ゆっくりと読みたい。 スキーマ ものごとを理解するための枠組みとか前提条件。 これがあるかないかで理解度が大きく変わる。etc
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認知科学の歴史が説明されている。それぞれは深い内容なのだろうがここでは例があげてありプロでなくても解るように説明してある。 とはいっても、この内容を理解しようと思ったら、ある程度の知識が必要。だって認識できないでしょ。 ということで、この本が理解出来たら「脳力」は確かに上がったと...
認知科学の歴史が説明されている。それぞれは深い内容なのだろうがここでは例があげてありプロでなくても解るように説明してある。 とはいっても、この内容を理解しようと思ったら、ある程度の知識が必要。だって認識できないでしょ。 ということで、この本が理解出来たら「脳力」は確かに上がったといえるでしょう。 最後の次のパラダイムの話をもっと読みたいです。
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苫米地博士については賛否両論あるし、いかがわしい事業と思われることも数あるので注意してつきあわなければならない気がする。 ・・・けども、やはり面白い本を書かれる(爆)! 多くの本を出されているので、今回の本も他書とかぶっている内容も多いのだけども、今回のは、博士の関ってきた認知...
苫米地博士については賛否両論あるし、いかがわしい事業と思われることも数あるので注意してつきあわなければならない気がする。 ・・・けども、やはり面白い本を書かれる(爆)! 多くの本を出されているので、今回の本も他書とかぶっている内容も多いのだけども、今回のは、博士の関ってきた認知科学を簡潔に解説されている。 スキーマ、CD理論、スクリプト理論、フレーム理論、モダン/ポストモダン、構造主義、内部表現・・・などなど、これらをザックリ簡単に表現されている本って少ないと思う。 この本で、博士の説明する認知科学の大枠の流れを掴むことはできると思う。 その上で、今回、僕が勉強になったことは、ファンクション(関数)についての見方がわったということ。 『「内部表現」という言葉を使って初めて認知科学者と言える』 なるほど。 ---------------- 【内容(「BOOK」データベースより)】 脳機能学から始まり、認知科学を経て、最新の「超情報場理論」を唱えるDr.苫米地。 これまでも「英語脳」や「金持ち脳」「コーチング脳」等、多くの著書があるが、その根幹にあるのが超情報場という理論であり、すべてはその理論の応用、ケーススタディだった。 本書は著者が初めて超情報場理論を解説する。その理論から導き出された最新の脳機能の可能性とは―。 ---------------- 【目次】 レストランで食事をする―前提脳 この単純行動に含まれた認知科学的考察 台本なしで芝居ができる?―台本脳 人間の行動を人工知能に教えようとすると… ジョンは紙を読んだ―文脈脳 「紙」が何かは文脈がなければわからない ビルの設計に駐車場がない―芸術脳 部分が先か全体が先か、それとも… ジョンはマリーが好きだ―関数脳 関数が引数にもなる関数関係 人間は銃で撃たれると死ぬ―非単調脳 三段論法が通用しない述語論理の階段 人間は1回殴ったら怒り、2回目には泣き、3回目には従う―機能脳 実験心理学的限界から「内部表現」へ 1万円を人にもらうのとATMで出すのが同じ?―内部脳 ファンクション、関数そして内部表現 金の使い方がうまい人に金は集まる―付加価値脳 関数として大事なものは何か Googleの成長は古い頭ではわからない―コーチング脳 コーチング、セルフコーチング 6年も英語を勉強して、なぜしゃべれない? ロボットが爆薬の前で立ち往生した 赤い帽子の投手が完全試合をした 少年がフェラーリを何台も借りた理由 ロックオン、ファイアーでなぜ彼女を撃たないか レストランでカードが使えなかった、どうする? 犯人はTシャツだったけどその色は? お掃除ロボットって利口なの? 人工知能より人間知能? 人類には“今”しかない ----------------
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